So-net無料ブログ作成

第30期女流王位戦第1局(渡部愛女流王位VS里見香奈女流四冠) [将棋]

里見香女流四冠がリベンジマッチに挑みます。

【王位戦中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/

里見女流四冠が苦しんでいます。
マイナビでは西山女王相手に連敗して角番に追い込まれ、清麗戦の予選でもまさかの1敗を喫しました。
これで3連敗です。
さらに男性棋士との対戦でも負けています。
だれにでも調子が悪いときはあります。
これはどの分野でも共通のことですが、調子の波を減らすことが一流の証だと言われます。
たぶん、これは多くの人が語っていると思います。
さあ、里見女流四冠は連敗を止めることができるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/kifu/30/joryu-oui201904250101.html

ということで将棋です。
先手になったのは里見女流四冠で、振り飛車のエース戦法ともいえる中飛車を採用します。
序盤は渡部王位が玉を金銀4枚で固めて十分な体制です。薄い玉の里見女流四冠ですが、じり貧と見てか、やや無理気味のしかけを敢行します。
後手ペースの戦いになると思われましたが、渡部王位も強く反発し、形勢不明の戦いが続きます。
戦いながら陣形を固くした先手に比べ、成り駒で迫られた後手玉ですが、7五角打ちから先手の攻め駒を清算する手順が疑問でした。
里見玉は固く、渡辺陣には食いつかれる展開となり、ここでようやく先手がペースを握りました。
苦しい時間が続いた里見女流四冠ですが、最後は綺麗に後手玉を詰ませ、131手まで奪取に向けて幸先の良い1勝を挙げました。
第2局は5月8日(水)、北海道帯広市「とかちプラザ」で行われます!
nice!(3)  コメント(0) 

第77期名人戦第2局(佐藤天彦名人VS豊島将之二冠) [将棋]

豊島二冠の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://www.meijinsen.jp/

佐藤天彦名人はツィッターを開設しています。
対局のあとはポイントとなる局面、そのときの思考を簡潔にまとめられていて、なるほどと思わせる記述が多いです。
なぜ盲点に陥ったのかも書かれていて、心理面からも興味深いです。
なお、ツィッターのアイコン画像はぬいぐるみですが、wikiによるとオコジョだそうです。
貴族というあだ名で知られていますが、アイコン画像にするほどぬいぐるみ好きとは意外な一面のような気がします。
豊島二冠に5連敗中の佐藤天名人ですが、名人戦の対局後に喜びのツイートを上げることができるでしょうか!

【棋譜】
https://6shogi.com/77meijinsen2/

ということで棋譜です。
戦型は大本命の角換わりとなりました。
後手佐藤天名人がバランスを重視して6四に角を据えると、先手豊島二冠は1七に遠見の角を設置します。
お互いに角を中心として小競り合いが始まります。
本格的な戦いになったのは二日目から。
後手が端歩を突いてから攻めたてますが攻めきれません。
攻めを続けるために4五銀で桂馬をもぎ取りましたが、逆に4一銀の筋が生じて、受けるために飛車を引き上げることになっては失敗です。
ついた端歩を逆用されてと金を作られ、歩で飛車を押さえ込まれるという展開となり、この数手で評価値が一気に先手勝勢になります。
佐藤天名人は最後まで諦めずに毒饅頭を仕込みますが、豊島二冠は読みきっていました。
107手まで豊島二冠が完勝し、これで連勝と初の名人奪取に向けて大きく前進しました。

第3局は5月7、8日(火、水)に岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます!

nice!(2)  コメント(0) 

第12期マイナビ女子オープン第2局(西山朋佳女王VS里見香奈女流四冠) [将棋]

西山女王の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/

西山朋佳の姉は囲碁棋士で、現在初段です。囲碁は将棋とは違い、初段からプロになることができます。
姉の目標は「姉妹でタイトル獲得」ですが、妹がひとあし早く目標を達成しました。
姉妹仲はよさそうで、ツィッターは共同名義です。
囲碁に将棋に話題がくるくる変わりあわただしいですが、囲碁界、将棋界の情報満載でなかなか面白いものです。
興味のあるかたは、ぜひともツィッターを覗いてみてください。

ということで、将棋です。

【棋譜】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result/12/mynavi201904220101.html

将棋は先手の里見女流四冠が居飛車を採用したことで対抗系となりました。
戦いは先手から。2筋を突き捨てて5筋の歩を交換しながら角を飛び出します。
中盤は先手有利の時間が長かったですが、端から反撃され、玉が右側に逃げ始めたころから形勢不明となります。
そして98手目に銀の割り打ちを食らっては完全に逆転です。ただ、ここでも先手有力の筋があったのが将棋の面白いところ。
だが、その筋を里見女流四冠が逃し、以降は後手優勢から勝勢になります。あれだけ強かった里見女流四冠がどこに消えてしまったのかと思うほどの変調です。
これで西山女王が連勝となり、防衛まであと1つに迫りました。
第3局は5月14日(火)埼玉県さいたま市「桜茶屋」で行われます!
nice!(2)  コメント(0) 

第4期叡王戦第2局(高見泰地叡王VS永瀬拓矢七段) [将棋]

永瀬七段の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://www.eiou.jp/

高見叡王の師匠は石田和雄九段で、千葉県柏市に道場を構え多くの弟子を育てています。
石田九段が道場を受け持ったのはまだ現役バリバリのころだったと記憶しています。
そこから対局と経営との掛け持ちで苦労し、将棋にも影響があったはずですが、毎週の「つぶやき」を読むと後悔は一切していないようです。
石田和九段はA級4期の一流棋士ですが、タイトル戦まであと一歩手が届きませんでした。
そのタイトル戦の夢を高見泰地が叶え、さらにはタイトルを獲得しました。
その喜びはいかほどかと思います。
タイトル獲得の次の目標は防衛です。
さあ、高見叡王は師匠の前で男を見せることができるでしょうか!

【棋譜】
http://www.eiou.jp/kifu_player/20190413-1.html

ということで、将棋です。
将棋は横歩取りとなりましたが、先手高見叡王は流行の青野流を採用せず、ノーマル横歩取りとなります。
歩得に満足した先手は手数をかけて飛車を引き上げ、持久戦の構えです。
お互いに馬を作り、後手の馬を先手の馬で封じ込めたところまでは先手ペースだったと想います。
ところが、69手目の1六歩が問題だったようです。
後手の攻めを催促したのですが、馬銀交換の駒損の上に一手パスのような形となり、一気に形勢逆転です。
読みきったのか、永瀬七段は84手目に飛車をばっさり切り、先手玉を寄せにいきます。
金銀2枚が右辺に取り残されては、粘る手段も見当たりません。
最後のお願いのような桂馬打ちも、がっちり銀を投入して詰めろを掛けられながら受けられて万事窮すです。
98手まで永瀬七段が完勝となり、これで開幕2連勝となりました。
第3局 は5月4日 (土・祝)、持ち時間3時間、史跡料亭 花月で行われます!
nice!(2)  コメント(0) 

第77期名人戦第1局(佐藤天彦名人VS豊島将之二冠) [将棋]

ついに豊島二冠が名人戦の舞台に立ちます。

【中継サイト】
http://www.meijinsen.jp/

谷川十七世名人が豊島将之を「名人にならなければならない男」と評したのは有名な話です。
16歳でプロ入りして順調に出世しましたが、B級1組で手間取り、タイトル戦でも挑戦はしても跳ね返され、なかなか壁を突破できませんでした。
しかし昨年に羽生棋聖を破り初タイトルを獲得すると、その勢いで王位も獲得し、さらにA級順位戦でも堂々たる単独トップで挑戦を決めました。
豊島将之は若いと思われていても、もう28歳です。名人戦の途中で29歳になります。
タイトル獲得数を伸ばすには、もう足踏みは許されません。、
さあ、豊島二冠が名人に向けて一歩を踏み出せるでしょうか!

【棋譜】(ロック将棋さんからお借りしました)
https://6shogi.com/77meijinsen1/

ということで将棋です。
佐藤天名人の先手で始まりましたが、前例のある展開から突如として千日手となり翌日指し直しとなりました。
まるで佐藤天名人が後手番になるために指したような手順で、しかも持ち時間を2時間も多く消費しています。
もしかしたら新手を見て豊島二冠の研究を警戒したのかもしれません。
名人史に残るような珍事だと思います。

先後を入れ替えて再対局ですが、佐藤天名人の十八番ともいえる後手横歩取りとなりました。
最近は青野流が優秀で横歩取りは後手番が苦しいとの認識で一致していますが、佐藤天名人は果敢に切り込んでいきます。
飛車角総交換から佐藤天名人は歩をたらしますが、素直に謝った8八歩が豊島二冠の新手です。
佐藤天名人がゆっくりとした展開を志向したのに対し、豊島二冠はときおり自陣に手を加えながら積極的に攻めます。
こうなると、受け続ける後手が辛い展開です。
先手が歩の裏側に飛車を打ったのに対し、佐藤天名人は目一杯に2二角と受けます。
しかし、この一手で辛うじて保っていた均衡が崩れます。
同飛車から4四角が鋭く、ここからは豊島二冠の攻めが筋に入ります。そして73手まで豊島二冠が名人奪取に向けて幸先よく先勝しました。
終わってみれば、先手に危ない局面はない完勝だったと思います。

第2局は4月22・23日(月・火)に山口県萩市「松陰神社 立志殿」で行われます!
nice!(3)  コメント(0) 

第12期マイナビ女子オープン第1局(西山朋佳女王VS里見香奈女流四冠) [将棋]

里見香奈がマイナビ女子オープンに戻ってきました。

【中継サイト】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/

里見女流四冠が女王を手放したのは2014年です。
休場をはさんで2016年は2回戦で清水市代に、2017年は決勝で上田初美に、2019年は準決勝で西山朋佳に敗れています。
普通の女流棋士であれば4年ぶりというのは短いスパンですが、圧倒的な戦績を誇る里見女流四冠だけに”久しぶり”という感じがします。
両者の対戦は過去4回しかありません。
西山女王1勝、里見女流四冠3勝とやや里見女流四冠が推していますが、まだまだ差がつくといったレベルではありません。
さあ、両雄の5番勝負はどのような展開になるでしょうか!

【棋譜】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result/12/mynavi201904090101.html

ということで将棋です。
振り飛車同士の両者ですが、予想された戦形のひとつ、相振り飛車となりました。
序盤は後手の里見香女流四冠が7筋を謝らずにつっぱり、陣形をバランス良く盛り上げます。
戦いは西山玉の反対側の端から。
陣形の差でわずかに有利だった後手をゆさぶるように西山女王から仕掛けていきますが、その差をたもったままお互いに切りあっていきます。
先に火がついたのは先手玉でしたが、勝負士である西山女王は次々と勝負手を連発していきます。
評価値がもっとも差がついたのは、113手目の先手6五飛車です。
それが一気に逆転したのは118手目の5八馬でした。
自玉は凌げていると見て先手玉に詰めろをかけたのですが、危険でした。コンピューターによると、5七桂成と退路を空けるのが良かったようです。
最終盤は詰め将棋のような手順が実現し、西山女王の逆転勝ちです。

これで女王が先勝したことで、シリーズは俄然面白くなってきました。
第2局は4月22日(月)東京都港区「明治記念館」で行われます!

nice!(3)  コメント(0) 

第44期棋王戦第4局(渡辺明棋王VS広瀬章人竜王) [将棋]

渡辺棋王の2勝1敗で迎えた第4局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kiou/

一度、勝率が5割を切った棋士が復活するのは容易ではありません。
渡辺棋王は昨年絶不調に陥り、勝率は5割を切り、竜王位を失陥しA級からも陥落しました。
それが今期は全勝でA級への復帰を決め、王将位をストレートで奪取し、勝率も8割に迫ります。
まさに華麗なる復活です。
「固く囲って細い攻めを繋げる」「綿密に作戦を用意する」といった従来からの棋風はそのままに、現代的な「全体的なバランスをとる」将棋がミックスされ、まさに無敵状態になりつつあります。
渡辺棋王は34歳、今年で35歳になります。
昭和の時代であれば「脂の乗り切った時期」と言われたと思いますが、現在では若手とはいえない年齢です。
ここまで実績を積み上げているのにもかかわらず、棋風改造できる勇気に敬意を称したいです。
元から積んでいるエンジンが違うのですから、これから渡辺時代を迎えるのかもしれません。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/44/kiou201903170101.html

ということで、将棋です。
先手の渡辺棋王は角換わりを選択し、広瀬竜王も追随します。
後手の手待ちに対して先手は後手からの仕掛けを誘い、仕掛けてきたところで4五歩と位をとって4四の好位置に角を据えます。
これが渡辺棋王の作戦だったようです。
とはいえ、この手で決まるような局面ではありません。
若干、先手ペースで進みますが互角の範囲です。
大きく形勢が動いたのは、96手目前後に広瀬竜王が先手玉を下から追いかけた局面です。
あっさり飛車を切って銀打ちでふさがれると、意外とよりません。
さらに攻防に据えた角をこれまた飛車切りでもぎ取られると、形勢がはっきりしました。
かなり難解な局面で先手が勝つ筋は太くはないはずですが、細い糸を確実に掴める強さがいまの渡辺棋王にはあります。

手数は長くなりましたが渡辺棋王が快勝し、これで棋王戦7連覇を達成しました。
おめでとうございます!

nice!(5)  コメント(0) 

第68回NHK杯将棋トーナメント決勝(羽生善治九段VS郷田真隆九段) [将棋]

まだまだ元気な羽生世代同士の決勝となりました。

【番組HP】
http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/shogitou/

今期のトーナメントではちょっとした椿事が起きました。
ベスト4が全て羽生世代となり、ネットでは「同窓会」と呼ばれました。
準決勝の組合せは羽生・丸山、郷田、森内がベスト4ですが、羽生九段が菅井七段、豊島二冠を、丸山九段が斎藤慎太郎王座を、郷田九段が広瀬竜王を森内九段が三枚堂路六段といった若手強豪を撃破しての進出ですから立派です。
ちなみにこの4人は同時にA級、名人に在籍していたことがあります。
まだまだ老け込む年齢ではありません。
羽生世代が若手の壁になることで、より若手が強くなり、将棋界が活性化すると思います。
さあ、長年凌ぎを削ってきたライバル同士の一戦は、どうなったでしょうか!

【棋譜】
https://www.youtube.com/watch?v=peWWqA17pKk

ということで、将棋です。
先手羽生九段で角換わりの最新形となりました。先手が先攻しますが、後手もすぐに7五歩と反撃し、激しい叩き合いとなります。
用意の一手なのか、羽生九段は53手目に4三歩とただのところに歩を垂らします。
郷田九段はNHK杯としては長考に沈みますが、取りきれず、攻め合いを選択します。
先手は3八角の弱点を放置したまま攻めます。これに対する郷田九段の5五角がいかにも格調高く感じたのですが、結果として疑問手だったようです。
まだまだ難解のように思えたのですが、羽生九段の露骨な銀打からの寄せで急速に形勢が傾き、77手まで先手の快勝譜となりました。
この優勝が46回目の一般棋戦優勝で、ついに大山康晴十五世名人の45回を抜いて歴代単独トップに躍り出ました。
またひとつ金字塔が増えました。

来年のNHK杯も楽しみです!
nice!(5)  コメント(0) 

第30期女流王位戦挑戦者決定戦(里見香奈女流四冠VS清水市代女流六段) [将棋]

リベンジマッチまであとひとつです。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/

里見女流四冠は西山女王への挑戦を決めたばかりですが、女流王位戦でも挑戦者決定戦まで勝ちあがってきました。
この圧倒的な戦績には驚くばかりです。
そのレーティングは2000に迫り、2位の伊藤沙恵女流二段とは約130、7位の清水市代女流六段とは250の差があります。
これは予想勝率でいうと83%であり、現に5連勝中です。
とはいえ、ひっくりかえせば確率的には5回に1回は清水市代女流六段が勝てるということになります。
野球界では打率2割前後のバッターはいるわけですから、もしかしたらという可能性はあります。
清水市代女流六段と渡部愛女流王位とのレーティング差はほとんどないので、里見香奈女流四冠に勝てば、久しぶりのタイトルも見えてきます。
挑戦者決定戦は一発勝負なので、何がおこるかわかりません。

さあ、清水市代女流六段は、一発勝負に逆転をかけることができるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/kifu/30/joryu-oui201903150101.html

ということで、将棋です。
先手は清水女流六段。後手里見香四冠の向い飛車に、急戦調で立ち向かいます。
もっとも清水女流六段は穴熊を指さないので、急戦調になることが多いのですが。
先手は歩を2枚突き捨ててから飛車を浮き、軽快に攻めていこうとしますが、振り飛車の基本、攻められた筋に飛車を回るで受けられるとなかなか切り込めません。
3四歩と垂らし、端角で戦線の複雑化を図りますが、ここで里見香女流四冠の9五歩が機敏でした。
清水女流六段としては、無理を自覚しながら、ここで暴れるしかなかったかもしれません。
やむを得ず忍耐の道を歩みますが、里見香女流四冠の指し手は真綿でくるむような感じで、じりじりとリードを広げていきます。
112手まで指しましたが、後半は儀式のような手順でした。

里見香女流四冠が快勝で、渡部愛女流王位への挑戦権を獲得です。
女流王位戦五番勝負第1局は4月25日(木)、兵庫県姫路市「夢乃井」で行われます!

nice!(2)  コメント(0) 

第77期順位戦展望【B級1組・最終局】 [将棋]

残り1つの枠をめぐる争いです。

【対戦表】
https://www.shogi.or.jp/match/junni/2018/77b1/index.html

まずダントツの独走でA級復帰を決めたのは渡辺明二冠です。
B級1組にいてはいけない棋士なので、当然といえば当然です。
残り1枠は7勝4敗の斎藤慎太郎王座、木村一基九段、6勝5敗の行方尚史八段の争いです。
しかし、斎藤慎王座の最終戦の相手が渡辺二冠で、飛車切りから一方的に攻められて20時過ぎに終局。斎藤慎王座のA級入りはなくなりました。
そして運命のように組まれているのが、木村九段・行方八段戦です。
斎藤慎王座が敗れたことで、この対戦で勝った方がA級復帰です。
戦形は青野流から後手が横歩を取り返すという乱戦模様となり、派手に大駒が飛び交う将棋を制したのは木村九段でした。
いまだに6割4分近い通算勝率を保っている”おじさん”がいよいよA級復帰決定です。
残留争いは菅井竜也七段、橋本祟載八段、野月浩貴八段、畠山鎮七段の4人です。
負ければ即陥落の橋本八段が、谷川九段相手に敗れてまず1人目が決定。同時に菅井七段は残留決定です。
もうひとりですが野月八段が180手を超える熱戦の末に敗れて降級が決定、畠山鎮七段が残留となりました。
来期も師弟対決が見られます。

これで順位戦全対局が終了です。
来期も楽しみです!
nice!(3)  コメント(0)