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第4期叡王戦挑戦者決定3番勝負第1局(菅井竜也七段VS永瀬拓矢七段) [将棋]

26歳の同級生対決となりました。

【中継サイト】
http://www.eiou.jp/

両者はともに将来を嘱望されている若手棋士ですが、実績は菅井七段が先行しています。
菅井七段は順位戦でB級1組に在籍し、王位も1期獲得しました。
一方の永瀬七段は順位戦C級2組で苦戦し、順位戦はB級2組、タイトルも2回挑戦しましたが、羽生善治、渡辺明という時代を代表する大棋士に敗れています。
しかし、来期は永瀬七段もB級1組に上がり、叡王も獲得すれば一気に同期に肩を並べます。
永瀬七段は努力のひとです。「将棋は才能ではなく努力」が持論です。
さあ、永瀬七段は努力の跡をライバルに見せることができるでしょうか!

【棋譜】
http://www.eiou.jp/kifu_player/20190211-1.html

ということで将棋です。
先手番となった菅井七段は振り飛車のエース戦法ともいえる先手中飛車を採用します。
そこからお互いに4枚穴熊に囲いあうという現代調とは違う平成の将棋となります。
穴熊では大駒より金銀の価値が高いことがよくあります。
永瀬七段は中盤の入口で思い切って角を切り捨てて相手玉から遠い場所にと金を作りますが、これが好判断でした。
角を切って手に入れた金を自陣に投入するようでは苦しいように見えますが、評価値をみると着実にリードを広げています。
気がついたら駒損だった後手が大きく駒得しています。
後手勝勢ですが、ここからが長かった。
菅井七段が粘りに粘り、後手に決定機を与えません。
後手勝勢は勝勢なのですが、頑強に正面から受けて、一時期は後手勝勢から後手有利まで急接近します。
しかし、最後まで永瀬七段の心が折れることはありませんでした。
190手の長手数となりましたが、後手永瀬七段が叡王挑戦に向けて大きな1勝を上げました。

第2局は2月19日(火)に行われます!
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