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第77期名人戦第4局(佐藤天彦名人VS豊島将之二冠) [将棋]

豊島二冠の3連勝で迎えた第4局です。

【中継サイト】
http://www.meijinsen.jp/

佐藤天名人が苦戦しています。
一番の原因が十八番だった後手横歩取りが先手青野流で封じられたことだと思います。
第1局の指しなおし局でも後手横歩を採用しましたが、青野流の前に破れ、それ以外の局は全て角換わりとなっています。
佐藤天名人も角換わりが不得意というわけではないと思いますが、豊島二冠は電王戦出場を機にコンピューターの扱いに精通し、指定局面の多い角換わりの研究が進んでいるという面があるのかなと思います。
佐藤天名人はどちらかというと受け将棋で、ねじりあいに強みを発揮するだけに、研究局面で差をつけられると苦しいのかもしれません。
現在、豊島二冠に7連敗中の佐藤天名人ですが、ここで一矢報いて反撃ののろしを上げることができるでしょうか!

【棋譜】
https://6shogi.com/77meijinsen4/

ということで将棋です。
第4局も角換わりとなりました。
佐藤天名人は棋風通りに手持ちの角を6四に設置して防御力を上げ、玉を左右に動かしながら待ちの姿勢を取ります。
豊島二冠は手待ちをしながら端を詰めてポイントを上げ、本格的な戦いをしかけるタイミングを待ちます。
やや先手指しやすそうですが、具体的な有利にまで導くのは難しそうな局面です。
どう打開するのかと思っていたら、豊島二冠は、封じ手直前に詰めた端を利用して1六角と勝負にでます。
二日目に佐藤天名人が反撃に出て激しくなります。
お互いに駒を交換する激しい展開となります。
分水嶺だったのは104手目だったと思います。
後手の銀桂得ながら互角の局面で、佐藤天名人は駒得を維持しならが玉頭を厚くする8五銀引きを着手します。
しかし素早く香車を打たれて飛車が捕まり、飛金交換から手順に8八玉と先手玉に安定されて、豊島有利にかたむきます。
佐藤天名人は厚くなった上部への脱出を目指しますが、飛車切りから3四歩と抑えられては万事窮すです。
以降は豊島二冠が確実に寄せきって、見事に4連勝で初名人を獲得しました。
これでビックタイトルを含む3冠制覇で、戦国時代の将棋界から頭一つ抜け出しました。

豊島新名人、おめでとうございます!
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