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第77期名人戦第1局(佐藤天彦名人VS豊島将之二冠) [将棋]

ついに豊島二冠が名人戦の舞台に立ちます。

【中継サイト】
http://www.meijinsen.jp/

谷川十七世名人が豊島将之を「名人にならなければならない男」と評したのは有名な話です。
16歳でプロ入りして順調に出世しましたが、B級1組で手間取り、タイトル戦でも挑戦はしても跳ね返され、なかなか壁を突破できませんでした。
しかし昨年に羽生棋聖を破り初タイトルを獲得すると、その勢いで王位も獲得し、さらにA級順位戦でも堂々たる単独トップで挑戦を決めました。
豊島将之は若いと思われていても、もう28歳です。名人戦の途中で29歳になります。
タイトル獲得数を伸ばすには、もう足踏みは許されません。、
さあ、豊島二冠が名人に向けて一歩を踏み出せるでしょうか!

【棋譜】(ロック将棋さんからお借りしました)
https://6shogi.com/77meijinsen1/

ということで将棋です。
佐藤天名人の先手で始まりましたが、前例のある展開から突如として千日手となり翌日指し直しとなりました。
まるで佐藤天名人が後手番になるために指したような手順で、しかも持ち時間を2時間も多く消費しています。
もしかしたら新手を見て豊島二冠の研究を警戒したのかもしれません。
名人史に残るような珍事だと思います。

先後を入れ替えて再対局ですが、佐藤天名人の十八番ともいえる後手横歩取りとなりました。
最近は青野流が優秀で横歩取りは後手番が苦しいとの認識で一致していますが、佐藤天名人は果敢に切り込んでいきます。
飛車角総交換から佐藤天名人は歩をたらしますが、素直に謝った8八歩が豊島二冠の新手です。
佐藤天名人がゆっくりとした展開を志向したのに対し、豊島二冠はときおり自陣に手を加えながら積極的に攻めます。
こうなると、受け続ける後手が辛い展開です。
先手が歩の裏側に飛車を打ったのに対し、佐藤天名人は目一杯に2二角と受けます。
しかし、この一手で辛うじて保っていた均衡が崩れます。
同飛車から4四角が鋭く、ここからは豊島二冠の攻めが筋に入ります。そして73手まで豊島二冠が名人奪取に向けて幸先よく先勝しました。
終わってみれば、先手に危ない局面はない完勝だったと思います。

第2局は4月22・23日(月・火)に山口県萩市「松陰神社 立志殿」で行われます!
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