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後手横歩取りの検討 [将棋]

後手横歩取りが苦手です。
スパークリング相手の東大将棋6(上級)と対局しても、軽く捻られる。
なので、捻られた後で、悪くなる直前の局面から再対局しています。それでも負ける。
ですが、再対局で珍しく勝てた将棋を2局ほど。


【捻り飛車作戦】
http://noike.info/yourls/e02gypcoqr
※コメントは東大将棋と自分のが混じっています。

飛車を捻って角を打たせるのはよく採用する作戦で、今回は見事に嵌まりました。角を打ってくれないと反撃が厳しいです。
銀を前進させて制圧してから飛車を捻るのがちょっとした工夫で、これは有力そう。
中盤まで圧倒し、終盤で悪手を指して逆転負けしたのですが、その手を修正したら普通に勝ちました。


【7五歩突き捨てから桂跳ね】
http://noike.info/yourls/3ezls0d8g4
※コメントは東大将棋と自分のが混じっています。

この作戦は棋風に合わないこともあり、あまり採用しない。
ですが、先手の構えが捻り飛車に向かないので、ものは試しと3筋の突き捨てから単騎の桂で攻撃してみる。
評価値はどんどん下がり続けるが、意外なことに攻めがつながり、互角から有利、優勢、勝勢へとこぎ着ける。
たぶん、どこかでコンピューターが間違えたのだと思うが、どの手が悪いのかよく分かりません。
相手は上級だと思っていたら、マスターでした。いま気がつきました(笑)

定跡を勉強しても、自分の棋風と合わないとなかなかものにできない。
後手横歩でも、自分の得意にできるような形を見つけたい。

【書評】沖方丁『天地明察』 [書評・映画評(DVD含)]

映画にもなったベストセラー小説です。


天地明察 上<天地明察> (角川文庫)

天地明察 上<天地明察> (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2012/05/25
  • メディア: Kindle版




天地明察 下<天地明察> (角川文庫)

天地明察 下<天地明察> (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2012/05/25
  • メディア: Kindle版



時代は江戸時代初期。三代将軍徳川家光から五代将軍綱吉にかけてです。
当時使われていた暦は800年前に制定されたもので、現実とのずれが目立ってきました。その暦を改訂しようと繰り広げられる歴史ドラマです。
著者はすでにヒット作を持つ有名作家ですが、歴史小説は始めです。なので、ベテランと新人の両方の面を持った作品になっています。
歴史的な描写は新人らしい書き方ですが、構成は人気作家らしく、しっかりと計算しつくされたストーリーになっています。どこかふらふらした主人公が、夢半ばで倒れていった仲間たちの期待を積み重ねるように受け取り続け、成長した主人公が巨大な壁に立ち向かいます。
人物造形も枝葉を刈り取ったわかりやすい設定になっており、エンターテイメントに徹した作品だと思います。

ひとを楽しませることを知り尽くした作家の作品だと思います。

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【公募情報】第11回恋人の聖地プロポーズの言葉コンテスト2017 [公募情報]

授賞式会場でプロポーズすることも可能です。

【主催者サイト】
http://www.seichi.net/17propose/

授賞式会場は青山セントグレース大聖堂です。
部門が3つありますが、『今ここでプ口ポ―ズ』の部で入賞すると、当然のことながら授賞式への出席が義務となります。
大勢の前でプロポーズをしたい勇者はぜひとも挑戦してみてください。
応募締切は平成29年5月14日、複数応募は不可であることに注意してください!

<募集要項抜粋>
募集内容:プロポーズの言葉
最優秀賞:JTBギフトカード20万円
応募締切:平成29年5月14日
応募方法:ネット、郵送、FAX
その他 :複数応募不可
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【書評】嘉数次人『天文学者たちの江戸時代』 [書評・映画評(DVD含)]

江戸時代に活躍した天文学者たちを紹介です。


天文学者たちの江戸時代 ──暦・宇宙観の大転換 (ちくま新書)

天文学者たちの江戸時代 ──暦・宇宙観の大転換 (ちくま新書)

  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2016/07/10
  • メディア: Kindle版



江戸時代というと鎖国のため科学技術の発展に取り残されているイメージがあります。
全般的にはその通りなのですが、部分的には独力で驚異的な発展をしている分野もあります。
天文学はそれなりのレベルに達していましたが、西洋からの専門書を翻訳し、参考していたため大きな差がありました。
しかし観測精度は驚くほどで、日食や月食はほぼ的中させることができますし、地球の大きさもかなりの精度で算出することができました。
そうした天文学者たちの奮闘の歴史が、小気味よくまとめられています。

江戸時代における科学技術の一端を知りたいひとに!
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【書評】宮部みゆき『我らが隣人の殺人』 [書評・映画評(DVD含)]

盛りだくさんの短編集です。


我らが隣人の犯罪 (文春文庫)

我らが隣人の犯罪 (文春文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1993/01
  • メディア: 文庫



収録されている作品は5つです。うち3つが受賞、若しくは最終選考作です。
『我らが隣人の犯罪』第26回オール讀物推理小説新人賞
『この子誰の子』
『サボテンの花 』第43回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補
『祝・殺人』第25回オール讀物推理小説新人賞候補
『気分は自殺志願』

ということで、とてもお得感満載の短編集だと思います。
特に『サボテンの花』は絶品で、短編技術のエッセンスがぎゅっと詰まっています。
ぜひともご一読を!
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【公募情報】第10回幸せ探し文化展(川柳) [公募情報]

幸せ探し文化展で川柳の募集があります。

【主催者サイト】
https://www.rengo-ilec.or.jp/event/10culture/index.html

俳句は自由題ですが、川柳にはテーマとして「手」「歩く」が設定されています。
どのような作品が入選に近いのか想像しがたいですが、主催者や文化展全体のテーマがヒントになるかもしれません。
応募締切は平成29年5月31日、1人2句までであることに注意してください!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :「手」、「歩く」
連合大賞:5万円
応募締切:平成29年5月31日
応募方法:郵送、携帯サイト
その他 :1人2句まで

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【書評】宮部みゆき『魔術はささやく』 [書評・映画評(DVD含)]

第2回日本推理サスペンス大賞受賞作です。


魔術はささやく (新潮文庫)

魔術はささやく (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1993/01/28
  • メディア: 文庫



この本を読むのは2回目です。
とても面白かったのですが、鍵を開けるシーン以外はほとんど忘れていました。
再読して、その理由が少し分かりました。
テーマとしては、サブミリナル効果と催眠術を扱っています。
前半はキャラがわーっと出てきて若干混乱しますが、そこを超えれば物語はすいすい流れていきます。
妙に印象に残った前半の鍵のシーンは、本筋とはあまり関係が無く、後半訪れる主人公の決断を導くためのエピソードを挿入するためのエピソードみたいな感じです。
『龍は眠る』のごたごたとした前半シーンと意味合い的には重なります。
個人的には犯行動機など解せぬ部分もありますが、日本推理サスペンス大賞受賞作だけあって、読ませる力は強力です。

最後までぐいぐい引っ張られる作品だと思います。
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【書評】宮部みゆき『理由』 [書評・映画評(DVD含)]

第120回直木賞受賞作です。


理由 (朝日文庫)

理由 (朝日文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2002/08
  • メディア: 文庫



高級マンションで起きた殺人事件を、多数の人物を登場させながらルポ形式で追っていく作品です。
文庫本で600Pを超える大作です。

宮部みゆきは作品に社会性に富むモチーフを盛り込むことがありますが、本作だと「競売」です。
殺人事件の現場となったマンションは競売物件であり、占有屋が居座り買受人とのトラブルが発生していました。
そこで殺人事件が起き、最初は単純な事件かと思っていたら、占有屋の家族は実は単なる赤の他人の集まりで……と、調べるたびに謎が深まっていきます。
モチーフは「競売」ですが、全編を通じるテーマは「家族とは何か」です。
本作には様々な家族が登場し、それぞれの背景が事件に陰に陽に影響を与えます。

長すぎるかな、という気持ちもしないでもないですが、最後まで楽しめる作品だと思います。
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第10期マイナビ杯女子オープン第1局(加藤桃子女王VS上田初美女流三段) [将棋]

女流名人戦に続いて上田初美女流三段の登場です。

【中継サイト】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/

あらゆるジャンルで“三強“という言葉が使われます。
ゴロが良いからという理由もあるでしょうが、やはり他を圧する存在が3人いると盛り上がるというのもあると思います。
いま女流棋界で3強といえば、タイトルを持つ里見香奈女流五冠、加藤桃子女王、上田初美女流三段だと思います。
特に産休復帰後の上田女流三段の成績は素晴らしく、女流名人戦に続いてのタイトル戦登場です。
待ち受ける加藤女王は、いま乗りに乗っている上田女流三段をどのようにして迎え撃つのでしょうか。
女流棋戦最高位の戦いがいま始まります!

【棋譜】
https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result

ということで将棋です。
戦形は後手上田女流三段のゴキゲン中飛車に、先手加藤女王が超速で対抗することになりました。
先手は3四の歩を掠め取り、後手は龍を作ります。
AbemaTV特別企画 藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」の第2局▲藤井聡四段-△永瀬拓矢六段戦でも現れた形なので、いま注目の形なのでしょう。
手を変えたのは先手加藤女王でしたが、後手の龍を目標に、じわじわ有利を広げていきます。
龍を僻地に追いやり、駒得をじっくりと拡大する万全の指し回しです。
時間的にも余裕を持ちながら最後まで押し切っての横綱相撲です。
後手からしたら気が付いたら悪くなっていたという感じだと思うので、次戦以降の改良策に期待です。
第2局は4月20日(木)に東京都港区「明治記念館」で行われます!

【書評】宮部みゆき『龍は眠る』 [書評・映画評(DVD含)]

第45回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作であり、宮部みゆきの代表作のひとつです。


龍は眠る (新潮文庫)

龍は眠る (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1995/01/30
  • メディア: 文庫



冒頭で超能力少年が登場します。
この時点で微妙な感じがしますし、事件が発生したあとももっさりで、正直冒頭の調子はあまりよくありません。
その事件はひとつの終末を見るのですが、さらにもうひとりの超能力少年が登場することで、物語は複層構造に進化していきます。
そして、主人公の元婚約者が誘拐されるという本筋の事件が発生して、物語はクライマックスへと向かいます。
物語で超能力少年が持つ寂しさ、生き辛さが繰り返し語られます。
もっさりとした冒頭も含めて、クライマックスで超能力少年たちが取る突飛な行動につじつまを合わせるために必要なストーリーですが、なんとなくすっきりしません。
自分が犯人なら、もっと簡単で安全な方法を取るかなと。

いろいろと書きましたが、宮部みゆきの筆力はすごいです。
ところどころ遊びを挟みますが、それがただの遊びではなく、キャラクターに彩りを添える一要素になっています。
長編ミステリ好きなひとに!
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