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χー1選手権の結果発表! [企画]

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 χー1選手権の結果発表!

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多数の応募いただきありがとうございます。χ-1選手権の結果発表です!

★最優秀作品:萩原万砂子さん『本当の私』
★優秀作品 :関口元さん『猫妄想クリニック』
●次点:大友豪さん、クリッカーさん、常夏さわやさん、藤川Sさん

各作品の選考については、今井昭彦(ぴこ蔵)さん、藤井建司さん(小説家)、升田規裕(升田企画代表・動画作成)、ぼくの4人で行いました。
かなりの団子レースで、4人とも評価が分かれました。これは作品を読むに当たり、何を重視するかの差なのですが、結果として4人とも水準以上の評価を得た萩原万砂子さんに最優秀賞をお送りすることになりました。
文章、アイデア、構成ともバランスの取れた佳作だと思います。
関口元さんの作品も完成度が高く最優秀候補だったのですが、アイデアの差で萩原万砂子さんを優位に評価しました。
次点は惜しい作品たちです。特にクリッカーさんの作品はユーモアに溢れて、とてもよいと思います。この雰囲気を大事にして欲しいと思います。
みなさんどうもありがとうございました!

各作品の講評は1/23(土)に開催しました『ぴこ塾χ新年会』で行い、そしてそのまま二次会に突入しました。
様々な方とお話できて、とても楽しい一日を過ごさせていただきました。いろいろな刺激を受けました。こうして、多種多様なひとたちが共通の目的、趣味で集まれる会はとても貴重だと思います。

また機会がございましたら、よろしくお願いいたします!

【企画】SS大賞を目指そうの会 [企画]

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 χ-1選手権スピンオフ企画
 SS大賞を目指そうの会
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χ-1選手権公開講評会+αへの参加申し込みありがとうございます。
講評会は既に締め切りましたが、2次会の『ぴこ塾χ新年会~サイトーさんと呑もうSP!』はまだ多少人数増が可能です。

ということで、スピンオフ企画。
「SS大賞を目指そうの会」を発足したいと思います。
SS大賞は、おそらくショートショート系では唯一の単行本化を目指せる賞です。
ショートショートでプロデビューする大チャンスです。
ぜひともメルマガ読者から受賞者を出したいので、みんなで切磋琢磨しましょうという企画です。

参加は簡単。
『ぴこ塾χ新年会~サイトーさんと呑もうSP!』に参加してください。
作品を持参してくれれば、その場で(酔っ払う前に)、感想やらアドバイスやらを送りたいと思います。
多くの人に読んでもらうために、参加される方は作品等を複数プリントアウトしてお持ちください。完成品でなくても、アイデアだけでもOKです。

場所は京王線南大沢駅周辺。
日時は 平成27年1月23日(土) 17時00分からです。
詳しい場所等は、参加者が確定したら個別に連絡します。
会場の都合により、新着3名様まで限定です。

参加希望者は1月10日(日)までに、下記のメールまで連絡をください。
saito@arasuji.com

みんなでワイワイ楽しみましょう!

【SS大賞HP】
→ http://shortshortawards.com/ 

χ-1選手権公開講評会+αのお知らせ! [企画]

メルマガでは発表済みですが、ブログでも告知します!
よろしくお願いします!

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 χ-1選手権公開講評会+αのお知らせ!
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ただいま鋭意進行中のχ-1選手権。
公開講評会の会場と場所が決定しました!

平成27年1月23日(土)
南大沢会館(京王線南大沢駅から徒歩5分)

新年会も兼ねていますので、χ-1選手権に参加されていない方も参加可能です。
熱い創作トークをしたい方、創作仲間を増やしたい方、新しい世界を見たい方、ぜひぜひ大歓迎です。

詳細については、もう一人の主催者・ぴこ山ぴこ蔵こと今井昭彦さんからのメッセージを転載します。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓
サイトーマガジンをお読みのあなた、こんにちは!
どんでん返しマイスター・ぴこ山ぴこ蔵こと今井昭彦です(^^

サイトー&ぴこ蔵スペシャル「スーパーχ-1グランプリ」粛々と進行中。締め切りは明日12月6日いっぱい。応募予定の方はお忘れなく!

そんなイベントのこともあり、久しぶりにサイトーさんとぴこ蔵が揃って何かやろうじゃないの、というわけで。

やるど!(笑)

『ぴこ塾χ新年会~サイトーさんと呑もうSP!』開催決定!

せっかくですから、χ-1グランプリの講評と優勝作の発表、ならびにLIVE講座を開催し、その後は居酒屋での懇親会にて創作のモチベーションを上げるための交流を図りたいと思っております。ワイワイガヤガヤと!

ぴこ蔵LIVE講座では、物語のテーマとなる問題の設定とその解決の切り札、そしてどんでん返しとの『連動方法』について解説します。これはレア!

高度な物語設計に挑戦したものの、クライマックスの構成がぐちゃぐちゃになっていた方には大きなヒントとなると思います。頭の中がスッキリしますぞ!

また、遠方で来られない方のために、後日この講座の内容を動画にして販売する予定です。もちろん、当日の参加者には無料で配信します。

直にしゃべらないと聞けない情報や、クオリティー向上のためのヒント、そして何より「自分はまさにこのために物語を書くんだ」という『実感』が得られる貴重な場になると思います。

自分が誰なのか忘れかかっている人、これから進むべき方向性に迷っている人、創作魂を燃え上がらせる刺激が欲しい人、少し遅い正月気分が味わいたい人、ぜひお越しください。

●日時:2016年1月23日(土)13:30開講
●場所:東京・京王線『南大沢』駅前 南大沢文化会館 第1会議室
http://www.hachiojibunka.or.jp/minami/
●参加費:新春特価たったの1,000円(居酒屋の費用は含みません(*^^*))

●参加の締め切りはクリスマス・イヴイヴ! 懇親会場の予約人数を確定するため、お申し込みは12月23日(水)までにお願いします。

お申し込みはこちらから!
http://bit.ly/1MMrm4F

赤紫シノ先生の第2作 『執事候補生・七号』発売開始! [企画]

個人的に大変お世話になっている赤紫先生の第2作が発売になりました!


執事候補生・七号 (プラチナ文庫)

執事候補生・七号 (プラチナ文庫)

  • 作者: 赤紫 シノ
  • 出版社/メーカー: プランタン出版
  • 発売日: 2015/11/12
  • メディア: 文庫



「主人に絶対服従。それがアカデミーのルールだ」

というリードから始まる内容紹介。
何が起こるのかワクワクします。
競争の激しいBL界において、第2作を発売できること自体がすごいことだと思います。
ありがたいことに、赤紫シノ先生からコメントをいただきました。

--赤紫シノ先生からのコメント--

赤紫シノです。
デビュー作『天使の檻の中で』の時は大変お世話になり、ありがとうございました。
このたび、2作目の『執事候補生・七号』を出していただくことになりました。発売日は11月10日です。
様々な幸運が重なって1年の間にBLの文庫を2冊書き下ろすことができましたが、まだまだようやく2歩目を踏みだそうとしているひよっ子です。
講座の皆様、これからも一緒にがんばりますのでどうぞよろしくお願いします!

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BL小説と官能小説を比べると、大きな違いはストーリー性だと思います。
これは個人的な印象ですが、より精神性が強いのがBL小説で、さらに作者の腕次第で様々な仕掛けを入れられるのもBLだと思います。
赤紫シノ先生のBL小説は、最後のどんでん返しも楽しめる構成になっているそうで、とても楽しみです。
ぜひともご声援をよろしくお願いします!


出版社のサイトの紹介ページ
http://www.printemps.jp/c/item/2603.html

赤紫シノのブログarchetypes
http://archetypes716.blogspot.jp/

特撮家の升田規裕さんの話(χ(カイ)-1選手権の動画) [企画]

升田企画の升田規裕さんに、χ(カイ)-1選手権の紹介動画を作っていただきました。

【座談会風動画です】
https://youtu.be/zElx6NMzjSk

【χ(カイ)-1選手権についてはこちら】
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2015-10-03

なんだか落ち着かなくて、指先をクネクネしていますが、そこは気にせずに(汗)

撮影時はカメラがひとつだったはずですが、ときおりズームアップが見られます。
なぜだろうと思っていたのですが、そうか、画面の一部を拡大しているのかと、ひとりで納得。
テレビ番組でもこの手法が使われているのかも。

升田規裕さんですが、もちろん映像に関する仕事をされていますが、ぼくの中では本職は特撮なのだと思っています。
MVG博物館にあるチームウェンディーズシリーズは傑作です。
川口浩もよき後継者を得たと喜んでいるはずです(たぶん)。
完全に趣味の域を超えていて、様々なシーンで高い撮影編集技術を駆使されています。
このままテレビで放映できるレベルです。

ということで、升田企画とMVG博物館をぜひとも覗いてください!

【升田企画】
http://masuda-kikaku.uh-oh.jp/masudakikaku-wp/

【MVG博物館】
http://mvg-museum.sakura.ne.jp/wp/

スーパーχ-1(カイワン)選手権のお知らせ [企画]

ぴこ蔵メルマガとの合同企画です。
動画講座ですが、登録制になっているので、自分も気軽にかなり本音ベースで喋っています。
事前に原稿を用意したのですが、ぴこ蔵さんに乗せられて、あれやこれやと(汗)

驚きの仕掛けもありますので、ぜひとも参加してください!


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◆ショートショート創作講座および
スーパーχ-1(カイワン)選手権

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ぴこ蔵メルマガ&サイトーマガジン合同特別講座開催決定! 

■3時間でショートショート2本作ろう

サイトーマガジンの主宰・齊藤 想さんと一緒に、youtubeを使用したショートショート創作講座を企画しました。全体を通じていくつかの謎とツイストに満ちた、いささかミステリアスな動画講座になっております(笑)

youtubeをご利用になれる環境でお楽しみ下さい。受講費用は無料です。

なお、この講座で課題として作っていただくショートショートは、自動的に『スーパーχ-1(カイワン)選手権』にエントリーされます! 例外は認めませんので公開したくない作品は提出しないで下さい。
 
参加を希望する人は、まずは「事前課題」に従ってショートショート課題作品を書いていただきます。

●応募方法:まずは参加登録をしてください。申し込んだ人にだけ自動返信で課題の内容を発表します。
http://bit.ly/1JEIrbT

●参加登録の締め切り:2015.10.31(土)

●参加者だけの特典!
事前課題提出者には「サイトー式(秘)物語創作オリジナル・シート」をプレゼント。はっきり言ってこれはスゴイ! ストーリーを作るコツを凝縮した即効ヒント集。物語着想法をここまで端的にまとめたチェックシートを私は他に知りません。

あらすじドットコムが仕掛けるショートショート大決戦。早めに応募して「事前課題」をチェックしてください。

『原稿用紙5枚以内ならなんでもОK』大会結果発表! [企画]


長くお待たせいたしました!
赤紫シノ先生のデビュー記念『原稿用紙5枚以内ならなんでもОK』に多数の応募をいただき、まことにありがとうございます。”なんでもあり!”なんて前例の無い公募なので、本当に集まるのか戦々恐々だったのですが、予想を上回る数の応募をいただき、参加していただいた皆様に感謝です。
そして、厳正なる選考の結果、以下の9編を最終選考通過作としました。

にゃんこ 『赤い鎌、黄色い闇』
小池海  『寄せ鍋』
赤羽岬  『赤い淑女』
田磨香  『それゆけバイキンマン!』
田磨香  『新妻・遥子のある日』
笠井三葉留『急募! 鉄板アイドル』
笠井三葉留『カウンター・チェイス』
紫仙   『緑色ゾンビ』
雷矢   『森の中に隠すもの』

ここから大賞と入賞を選ぶのですが、赤紫先生と何度も協議をして、最後の最後まで悩みましたが、最終的に以下のように決定いたしました。

大 賞  笠井三葉留『急募! 鉄板アイドル』
      書籍+アマゾンギフト券3000円分
佳 作  雷矢『森の中に隠すもの』
      書籍+アマゾンギフト券1000円分
入 賞  にゃんこ『赤い鎌、黄色い闇』 書籍
入 賞  田磨香『新妻・遥子のある日』 書籍
入 賞  紫仙『緑色ゾンビ』      書籍

今回、大賞を決定するに当たり、上位2作品の甲乙が付けがたかったので、急遽、佳作を設定してアマゾンギフト券1000円を贈呈させていただきます。
受賞された皆様から、コメントをいただきました!

〔笠井三葉留 様〕
掌編賞の企画自体少ない中で、原稿用紙5枚以内しかも内容自由という規定はとても斬新です。それでいて、きっちりとプロの先生に見ていただけるのですから、こんなにありがたいことはありません。
小説として完成していなくても、プロットや方向性を評定していただけるのは他にはありません。
中央競馬に対するホッカイドウ競馬、ジャイアンツの多摩グラウンド、ファイターズの鎌ヶ谷球場のように明日のメジャープレイヤー発掘の場となるかもしれません。
願わくば、第二、第三弾と続けられますよう期待しています。ありがとうございました。

〔雷矢様〕
この度は佳作を頂きまして大変光栄です。サイトー様と赤紫シノ様から頂戴した感想を参考に、手直しして、もっと完成度を高めたいと思います。

〔にゃんこ様〕
『赤い鎌、黄色い闇』が入賞したとのご連絡をいただき、とても感激しております。
原稿用紙5枚にまとめるという作業を通して、登場人物の人物設定が、自分の中で明確になっていったような気がします。とても勉強になりました。今後、ストーリーを作る際に、原稿用紙5枚にまとめてみるという作業を加えてみようかと思っています。
頂戴した感想を参考に、ブラッシュアップを図っていきます。ありがとうございました。

〔紫仙様〕
紫仙です。
この度は、拙作「緑色ゾンビ」を選んでいただきありがとうございます。
本作は前にブログ「幻想書斎」で考えたゾンビを、経済的に活用するアイデアを発展応用させたものです。
SFとファンタジーの折衷みたいな異世界ものを書きたいと思ってましたが、受賞を機にこのアイデアをより斬新な世界観とストーリーにしてゆき、いづれ本作を作品化できるよう頑張ってみます!

〔田磨香様〕
このたびは、拙作を選んでいただき、ありがとうございました。
実は、もうずっと、文章が書けなくなっていました。
しかし、締切直前にこの企画を知り、「5枚以内かつなんでもいいならもしかして書けるかも……」と思い、試してみたところ、なんと、書けてしまいました。
それも、原稿用紙1枚に1時間足らずという、私にとっては異例の速さで。
それ以来、また書けるようになりました。
大変、感謝しています。

また、今回選んでいただいのは、私の本分である官能小説です。
成りたいな、成れなくても挑戦だけはしてみたいな、とずっと思いつつ、いつしか多忙に倦んで諦めかけていたそのプロを、これを機に、もう一度目指してみようかと思っています。
本当に、ありがとうございました。
第2回、あるいは次なる企画を楽しみにしています。


ショートショートあり、掌編あり、あらすじあり、冒頭あり、描写ありと、本当に多種多様な作品が集まり、本当に楽しかったです。
とてもいい経験をさせていただきましたので、プレゼントになるかどうかは分かりませんが(汗)、応募者全員に赤紫先生とぼくから感想を贈らせていただきます。少しでも創作活動の参考になればと思います。
皆さんから思わぬ好評をいただいたので、第2回、第3回も考えようかな(笑)

それでは、総括を赤紫先生にお願いいたします!
  
赤紫シノです。
予想していたよりもたくさんの方にご応募いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。参加してくださった方々、そしてこのような機会を設けてくださった齊藤先生に心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
「なんでも」と銘打っただけあって様々なジャンルや形式があり、どれも楽しく読ませていただきましたが、入賞を選ぶとなると難しく、かなり迷いました。
自分などが評価をつけていいのだろうかと思いながらいろいろ考え、齊藤先生と何度も相談した結果、今回は完成度よりも可能性に重きを置いた選出になったのでないかと感じております。
入賞作品とそうでない作品との差は紙一重です。入賞者の方も賞に該当しなかった方も、一緒にがんばって作品を仕上げていきましょう!


今回の企画はこれにて大団円でございます。
今後も、何か名目をつけては企画を立てていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

『原稿用紙5枚以内ならなんでもOK』大会の見本 [企画]

本やらアマゾンギフト券やら賞品付きの『原稿用紙5枚以内ならなんでもOK』大会の見本です。
月頭に自作ショートショートをUPすると宣言していますが、その換わりということで。
ちなみにメルマガからの抜粋ですので、すでにお読みの方はご容赦ください。


<↓大会の詳しい内容についてはこちら↓>
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07-1


今回は企画にあわせまして、こんな作品でもOKという例を出したいと思います。
その1は単なる描写で、その2はあらすじです。

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<その1>
『墓石』 齊藤想 (※描写です)

 人生の終着点が、こんな四角い石だとは悲しすぎる。
 そう思いながら柄杓で水を掬い、主人である明仁の名前が刻まれた墓石に何度もふりかけた。スポンジで表面についた埃を丁寧に落としていると、まるでこの墓石があの人の背中にように見えてきた。
 墓石など、ただの石だと知っているはずなのに。
 私は小さな花束を墓石の手前に置いて、線香に火をつけた。緩やかな煙が立ち上り、周囲から新緑の匂いを押しのけていく。
「ご主人が亡くなられてもう一年が経つとは信じられませんね」
 一緒にきてくれた恭子が、懐かしそうな目をした。
 私と主人とは職場結婚だった。恭子は同じ職場の先輩であり、亡き主人にとっては同期にあたる。二人は同じ部署だったこともあり、よきライバルであり、よき相談相手だったようだ。
 結婚する前は、討論する二人の姿を羨ましく眺めたものだ。
「ご主人が不慮の事故で亡くなられてから、職場は火の消えたろうそくになってしまいました。雰囲気だけでなく営業成績面でも下がる一方なのよ。若くてもご主人の実力は誰もが認めるところでしたから、本当に惜しい人を亡くしました」
 私は小さく頷くしかなかった。地味な総務課だった私と、花形営業である恭子とは仕事上の接点はまったくと言っていいほど無かった。恭子は私にではなく、墓石に向かって語りかけているようだった。
「それにしても新婚早々にあの世に行ってしまうなんて信じられないわ。新人研修のころからあの人はあわてん坊だったけど、最後までそそっかしいなんて困ったものね。この職場にいる限り死ぬまで休めないと言ってたけど、だからといって本当に死ぬこと無いじゃないねえ」
 恭子の目に涙が浮かんでいた。眩暈がしたのか少し足元がおぼつかなくなり、何か支えを求めるかのように墓石に手を添えた。そしてそのまま崩れ落ちた。
「明仁さん……」
 まるで昔の恋人に囁きかけるようだった。恭子は、いつの間にか、主人のことを名前で呼び始めていた。私が明仁に結婚を迫ったとき、明仁が一瞬困った顔をしたことを思い出した。
 恭子は周囲を憚らずに泣き続けた。もう遠慮する必要は無いと思ったのだろうか。それとも私の姿が見えなくなったのだろうか。
 緑豊かな公園墓地に、カラスの鳴き声が響き渡った。私はこの場から黙って立ち去るべきなのだろうか。二人だけの世界に浸らせてあげるべきなのだろうか。
 全ては終わってしまったことなのだから。

<その2>
『半人間』 齊藤想 (※あらすじです)

 人間として何かが不足していると、半人間として、工場での単純作業を義務付けられる社会。主人公も人間として何かが足りないため、半人間として工場に放り込まれている。
 この工場には、何かが足りない人間が集まっている。それは生まれつきだったり、後天的だったり、または意図的に作られた半人間だったりする。
 ある日、主人公の職場に片手しかない半人間が配属される。仕事は検品だ。これを1日12時間こなす。人間は低いエネルギーで効率よく働いてくれる。
 彼は、本来は返品すべき異常品をくすねて、義手を作ろうとしている。主人公は何も感じないが、熱意にほだされて協力するようになる。主人公が足りないのは目標だということに気がつく。
 義手が完成に近づいたとき、看守に見つかり取り上げられる。ところが、彼も半人間予備軍だった。かれが不足しているのは優しさだった。半人間と接していくうちに、看守も優しさを回復して転落を免れる。
 最後に半人間から回復した仲間たちで、工場の脱出を試みる。
 この戦いを通じて、半人間たちは人間の地位を取り戻す。
(おわり)

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(プチ解説)
その1、その2も練習で書いたものです。
その1は「小説筋トレ」と称して仲間内でひたすら描写の練習をしたのですが、そのときの作品のひとつです。このときのテーマは忘れました。
その2は「好きな小説の構成を利用して、新しいあらすじを書く」という練習をひとりでしていたときに書いたものです。
ちなみに元作品は『うそつき大ちゃん』です。このあらすじには元作品のかけらもありませんが、当時のメモを見返すと、特徴的な構成だけはそのまま活用したようです。

このように『原稿用紙5枚以内ならなんでもOK』大会はなんでもありです。
みなさんふるってご応募ください!

【企画】『原稿用紙5枚以内ならなんでもОK』大会開催 [企画]

今月は赤紫シノ先生デビュー企画の発表です。
名づけて『原稿用紙5枚以内ならなんでもОK』大会開催のお知らせです!

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    赤紫シノ先生デビュー記念
 『原稿用紙5枚以内ならなんでもOK』大会

 <賞品に赤紫先生のデビュー作
    + アマゾンギフト券3000円あり!>

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タイトルの通り、原稿用紙5枚以内なら何でもOKという空前絶後の大会です。

これは、赤紫先生から「一緒にがんばれるような雰囲気になればいいな」という気持ちにこたえるべく、それならオールジャンルの大会にしよう! と二人で無謀なチャレンジを試みてしまいました。

内容は、ショートショート、掌編、あらすじ、シナリオ、描写なんでもOKです。例えば「この濡れ場シーンを赤紫先生に読んで欲しい!」といった動機でもOKです。
そのシーンが素晴らしければ、もちろん賞と賞品を差し上げます。

さらに、これが他に類を見ない規定なのですが、他公募への投稿予定作品もOKです。
他公募への投稿予定であろうと選考にはまったく影響しませんので、「投稿前にチェックしてもらうか」みたいなノリでもOKです。「あらすじ」での応募もOKなので、これから長編を書く予定の人もどんどん応募してください。
もちろん、投稿予定作品が受賞しても、作品内容をメルマガ等で紹介することはありません(タイトル、筆名、ジャンル等と簡単な感想程度に留めます)。

また、別途気になる作品については、こちらから感想メールを差し上げることもあります。
特に作品への感想を希望される方はメールで申し出てください。赤紫先生とぼくとで可能な限り対応します。

気になる賞品については、以下の2点をご用意いたしました。

〔賞品〕
(1)上位5名に赤紫シノ先生『天使の檻の中で』+直筆感想カード付き!
(2)大賞受賞者にアマゾンギフト券3000円プレゼント

赤紫先生からデビュー作を5冊分のご提供と、さらに直筆感想カードを付けさせていただきますとの嬉しい申し出がありました。
また、赤紫先生の期待に沿うべく、些少ではございますが、大賞受賞者にぼくからギフト券を差し上げたいと思います。
このメルマガで商品券を提供するのは初めてになります。
数百も殺到する一般公募と比べれば応募者数は格段に少ないと予想されますので、期待値的にはかなり高いおいしい公募になるはずです。

次にスケジュールです。

〔スケジュール〕
2月5日  募集開始!
3月31日 応募締切
4月下旬  最終選考
5月5日 受賞者発表

本日より募集を開始して、締切りは3月31日までです。
受賞者発表は5月5日になりますので、他公募への応募を考えている方は、このスケジュールも念頭においてください!

最後に、赤紫先生のからみなさんへのメッセージです!

「赤紫シノです。
1月9日にプラチナ文庫から「天使の檻の中で」が発売となりました。
憧れていたレーベルで文庫を出していただき、とても幸せですが、これからは、投稿していた頃より、もっともっと努力しなければ、と思います。
一緒にがんばりましょう!」

ということで、この企画を通じて、ぜひとも新しい創作の輪を作りましょう!
参加することで、新しい何かが始まるかもしれませんよ。
それでは、よろしくお願いします!

〔募集要項等〕
制限枚数:原稿用紙5枚以内
テーマ :掌編、ショートショート、あらすじ、シナリオ、描写、キャラ設定、世界観等、5枚以内なら何でもあり。
     他公募への投稿予定の作品もOK。
     なお、他公募への投稿予定がある場合は、その旨を明記すること。
賞   :大賞1編、優秀賞4編
賞  品:受賞者には赤紫シノ先生『天使の檻の中で』+直筆感想カード
     大賞受賞者には別途アマゾンギフト券3000円分  
応募方法:メール(ワード、テキスト、PDFのいずれかでお願いします)
応募先 :saitou@arasuji.com
応募締切:平成27年3月31日
選  者:赤紫シノ先生、齊藤想

Χ-1選手権スピンオフ企画・SS大賞を目指そうの会 [企画]

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 Χ-1選手権スピンオフ企画
 SS大賞を目指そうの会
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Χ-1選手権公開講評会+αへの参加申し込みありがとうございます。
講評会は既に締め切りましたが、2次会の『ぴこ塾χ新年会~サイトーさんと呑もうSP!』はまだ多少人数増が可能です。

ということで、スピンオフ企画。
「SS大賞を目指そうの会」を発足したいと思います。
SS大賞は、おそらくショートショート系では唯一の単行本化を目指せる賞です。
ショートショートでプロデビューする大チャンスです。
ぜひともメルマガ読者から受賞者を出したいので、みんなで切磋琢磨しましょうという企画です。

参加は簡単。
『ぴこ塾χ新年会~サイトーさんと呑もうSP!』に参加してください。
作品を持参してくれれば、その場で(酔っ払う前に)、感想やらアドバイスやらを送りたいと思います。
多くの人に読んでもらうために、参加される方は作品等を複数プリントアウトしてお持ちください。完成品でなくても、アイデアだけでもOKです。

場所は京王線南大沢駅周辺。
日時は 平成27年1月23日(土) 17時00分からです。
詳しい場所等は、参加者が確定したら個別に連絡します。
会場の都合により、新着3名様まで限定です。

参加希望者は1月10日(日)までに、下記のメールまで連絡をください。
saito@arasuji.com

みんなでワイワイ楽しみましょう!

【SS大賞HP】
→ http://shortshortawards.com/