So-net無料ブログ作成

第7期リコー杯女流王座戦第2局(里見香奈女流五冠VS加藤桃子女王) [将棋]

加藤桃子女王の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/

女流王座戦の前に行われた霧島酒造杯女流王将戦で、里見香奈女流五冠は伊藤沙恵女流二段を下しています。
囲碁将棋チャンネルの放映日の関係もありますが、結果が分かっているのに、放映されていないのは残念です。
タイトル戦が生放送されれば、将棋界も盛り上がるし、スポンサーの宣伝にもなりそうです。
銀河戦はNHKと同じく、放映日まで結果は秘密になっています。
放映されないのに結果が判明するというのは、なんかアンバランスのような気がします。
女流王将戦の生放送化を、なんとか検討してくれないかな、とか思ってしまいます。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/7/joryu_ouza201711110101.html

ということで、将棋です。
最近は振り飛車一本に絞っている里見女流王座が選択したのはゴキゲン中飛車です。
加藤桃子女王は早めに2五歩を突き形を決めさせ超速の銀対抗に持ち込み、そこから悠々と穴熊に組みます。里見女流王座は上部に厚い銀冠です。
里見女流王座は金角交換の駒損を自ら行い、その金を盤上に打って中盤の制圧を目指します。
しかし、加藤女王の6二歩から成り捨てて相手陣を乱す手裏剣が上手く、徐々に先手有利に傾いたと思います。
78手目に8六歩から綾をつけにいきますが、これが結果として傷口を深くしてしまったようです。
最後は加藤女王に鮮やかな寄せが決まり、113手まで先手加藤女王が第1局に続いて連勝しました。
第3局は11月22日(水)に静岡県静岡市の「浮月楼」で行われます!
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

第25期大山名人杯倉敷藤花戦第1局(里見香奈倉敷藤花VS伊藤沙恵女流二段) [将棋]

伊藤沙恵4度目のタイトル挑戦です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/

伊藤紗恵は初のタイトル戦での相手は加藤桃子でしたが、2回目以降はすべて里見香奈との対戦になります。
女流王位戦では2-3で惜しくも敗れ、女流王将戦では0-2。倉敷藤花戦に続く女流名人戦でも対戦が決まっています。
タイトル戦における女流同一カードの記録は清水市代と中井広恵の20回のようです。
里見香奈と伊藤紗恵は今年だけで4回なので、更新の期待大です。
さあ、3回目の里見香奈とのタイトル戦はどうなるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/88/kisei201706170101.html

ということで、将棋です。
伊藤沙恵の得意戦法は相居飛車と相振り飛車なので、序盤で様子を見て、後手が飛車を振るのを見て相振り飛車に構えます。
後手が着々と攻撃準備を整えている途中で、先手守備陣から後手の攻め駒に働きかける仕掛けが思わぬ好着想でした。
そこから先手有利の局面が続きましたが、85手目の桂馬での両取りに対して、後手が角で食いちぎったのが好手でした。
ここからの数手で形勢がひっくりかえり、後手優勢のまま終盤に流れ込みます。
伊藤沙恵女流二段は得意の入玉を目指しますが、お互い1分将棋の中、後手は手数をかけて先手玉を押しかえすことに成功します。
激戦です。
最後は170手まで里見倉敷藤花が押し切り、女流五冠としての貫録を見せました。

第2局は11月26日(日)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます!
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

第30期竜王戦第3局(渡辺明竜王VS羽生善治棋聖) [将棋]

羽生棋聖の2連勝で迎えた第3局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/

渡辺竜王と羽生棋聖のタイトル戦は、これで9回目です。
これはタイトル戦の同一カードとしては8位になると思われます。
1位は谷川羽生戦の22回になります。
同一カードは戦績が偏ることが多く、谷川6-16羽生など、概ね一方的になります。
渡辺羽生戦は、いまのところ渡辺5-3羽生とやや渡辺竜王優位ですが、通算成績はほぼ五分(渡辺34-36羽生)で、タイトル戦の結果以上に差がついている印象はありません。
これだけ対戦して五分に近いのは、稀有な事例だと思い間s。
羽生渡辺戦は、12番目の100番指しを目指して、まだまだ対戦を続けて欲しい組み合わせです。
そのためには、タイトル獲得、挑戦を続けて欲しいと思います。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/30/ryuou201711040101.html

ということで、将棋です。
対渡辺戦6連勝中の羽生棋聖は先手中飛車を採用します。
羽生棋聖は対渡辺戦でときおり先手中飛車を採用し、近年では勝利を収めている記憶があります。
竜王戦で連勝スタートを切ったとはいえ、ここが勝負所と思っているのかもしれません。
羽生棋聖は軽快にジャブを繰り出しますが、後手ががっちり囲っているのに比べて、先手玉は薄いです。
評価値的には互角でも、先手は一手間違えると一気に持っていかれる危険性があります。実戦的には後手勝ちやすいです。
2日目昼食休憩までは互角でしたが、問題の局面は71手目からの数手です。
最終的には4五歩に3六金と逃げたのが敗着となり、ここで一気に差がついてしまいました。
その後は分かりやすい局面となり、108手目まで後手渡辺竜王が待望の1勝目を挙げました。
7番勝負の流れを考えると、次局が大きな一戦になりそうです。
第4局は11月23・24日(木・金)に新潟県三条市「嵐渓荘」で行われます!
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

第30期竜王戦第2局(渡辺明竜王VS羽生善治棋聖) [将棋]

羽生棋聖の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/

ニコニコ動画の竜王戦PVで、渡辺竜王は「踏ん張り所」と表現していました。
ブログでも若手の波に飲み込まれる危機感を表現していましたが、PVではより直接的に語っています。
変貌を遂げる将棋について行けない自分を自覚しています。
実際、今期の勝率は5割を切るという、いままでの渡辺竜王からすると信じられない成績です。特に後手番勝率は2割を切るという最悪の状態です。
羽生棋聖も棋聖こそ防衛したものの王位、さらには牙城とも言える王座も失い、勝率も辛うじて5割を上回る程度です。
羽生棋聖は竜王戦第2局の直前に行われた順位戦で、完璧な差し回しで完勝しました。
渡辺竜王も2日目と同日に放映されたNHK杯戦で若手相手に快勝しています。
復調の兆しもみられますが、両者の力からするとまだまだまです。
平成の名勝負といわれる組み合わせですが、お互いに踏ん張り所といえるタイトル戦なのかもしれません。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/30/ryuou201710280101.html

ということで、将棋です。
先手渡辺竜王は角換りへ誘導しますが、後手羽生棋聖は若手棋士の間で流行している角換り拒否の雁木を採用します。
いままで雁木は玉の守りが薄く、実戦的に勝ちにくいとみられてきました。しかし、コンピューターの採用率が高いことから見直されています。
渡辺竜王が手損を甘受したこともあり、先攻したのは後手羽生棋聖です。
6筋から仕掛け、桂馬を跳ねてから、一回6六歩と叩くのが手筋です。金を呼び込んで、歩で桂馬を取られるのを防いでいます。
この局面で、コンピューターの評価値は先手+150~200です。しかし、この程度の差であれば、実戦的には攻めている方が勝ちやすいです。
中盤の攻防から羽生棋聖は飛車を成りこんでやや有利になります。
一気に差がついたのは、88手目前後です。
渡辺竜王は銀で桂を食いちぎって反撃しますが、取られた銀をじっくりと埋められるとなかなか続きません。
渡辺竜王の攻めがひと段落したところで羽生棋聖が決めに出て、128手まで後手羽生棋聖が快勝しました。
時間も52分残した万全の寄せです。

これで開幕2連勝となり、永世7冠まであと2勝です。
第3局は11月4・5日(土・日)、群馬県前橋市「臨江閣」で行われます!
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

第7期リコー杯女流王座戦第1局(里見香奈女流五冠VS加藤桃子女王) [将棋]

加藤女王が昨年のリベンジに挑みます。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/

里見香奈と加藤桃子のタイトル戦は4度目になります。
マイナビ杯で加藤桃子が勝利を挙げたものの、女流王座戦では2回とも敗れています。
しかも前回は0-3と一方的にやられ、屈辱的な3連敗となりました。
2011年当時は里見香奈も加藤桃子も奨励会1級で、差がありませんでした。
そこから徐々に差が開いていった印象です。
加藤女王は奨励会初段から一時期1級に落ち、初段復帰後も概ね五分の星で推移しています。
これ以上差をつけられないためにも、ここは踏ん張り所かもしれません。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/7/joryu_ouza201710260101.html

ということで、将棋です。
里見女流王座は先手中飛車を採用します。
序盤は研究とばかりにドンドン飛ばし、銀をガツンと打ち込みます。
しかし、加藤女王は銀を相手にせず、角を追って幸便に桂馬を跳ねだします。
ここで後手が優位に立ったと思います。
しかし、里見女流王座にもチャンスがありました。
飛車を成った後手が63手目に4五歩と打ったのですが、ここは竜切りが有力でした。
以降は手数は長くなりますが、加藤女王が最後まで優位を保ち、女流王座奪還に向けた嬉しい先勝をあげました。
第2局は11月11日(土)、大阪府大阪市「芝苑」で行われます!
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

第7期加古川清流戦第2戦、第3戦(井出隼平四段VS西田拓也四段) [将棋]

井出四段の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/

井出四段は0.78%の確率を突破して四段入りしたことで知られています。
第58回三段リーグの最終日を、井出四段は10勝6敗で迎えました。
そのときの昇段条件は
「井出自身が連勝」
「11勝5敗で井出より順位が上位であった1名が連敗」
「他の5名が1敗以上」
という非常に厳しいものでした。
しかし、この狭き門を、年齢制限が迫る24歳にて突破しました。
奨励会の歩みからいくとエリートとはいいがたいですが、持っている棋士でもあります。
さあ、井出四段は加古川清流戦初の連覇という記録を作ることができるでしょうか!

【第2局棋譜】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/7/seiryu201710220101.html

第2局は西田四段の石田流からの研究手に対し、後手井出四段の52手目同銀が悪手だったようです。
その後は一方的な展開となり、決着は第3局へと持ち込まれます。

【第3局棋譜】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/7/seiryu201710220201.html

第3局は相振り飛車の熱戦となりました。
何気ない序盤から、先手西田四段の35手目、6五角打が好手でした。
この角を軸にして8筋を押し込み、後手を不自由にして、盤上を支配していきます。
井出四段も佐藤康九段のような形にとらわれない力強い差し回しで支配権を奪回にいきますが、序盤で奪ったリードを最後まで逆転させませんでした。
井出四段最後の突撃も、冷静に交わして、見事に勝利を掴みました。

1敗からの連勝で、見事に西田四段が加古川清流戦を制しました。
西田四段おめでとうございます!
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

第30期竜王戦第1局(渡辺明竜王VS羽生善治棋聖) [将棋]

羽生善治が永世七冠に挑みます。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/

永世位を獲得するのは並大抵のことではありません。
現役棋士では谷川浩司(名人)、森内俊之(名人)、佐藤康光(棋聖)、渡辺明(竜王、棋王)のわずか4人で、羽生善治の6個は群を抜いています。
そして、最後に残されたのは竜王です。
年齢的にラストチャンスになってもおかしくありません。
しかも相手は長年ライバルとして凌ぎを削ってきた渡辺竜王であり、両者の永世位がかかった2008年竜王戦では連勝から4連敗という歴史に残る負け方をしました。
2010年にも挑戦しましたが、2勝4敗で敗れました。
そこから7年ぶり、3度目の挑戦です。
さあ、2008年から数えると、9年越しのリベンジです。
羽生二冠は永世竜王位に向けて好スタートを切ることができるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/30/ryuou201710200101.html

ということで、将棋です。
戦型は飛車先歩交換を保留する最新形の相掛かりになりました。そこから結果的に横歩取りのような手順に進みます。
そして、いきなりの1五歩には驚きました。歩を突き捨ててから3七桂と跳ねます。
積極的な手順だと思います。
渡辺竜王の5四銀を緩手とばかりに羽生棋聖は2五歩と合わせて仕掛け、渡辺竜王は堂々と1六歩と伸ばします。
この歩がと金となり、先手飛車を抑え込めば優勢になりそうです。
いきなりどちらかが倒れてもおかしくない局面になります。
飛車と金銀の二枚換えとなり、先手が後手玉を寄せきれるかどうかの勝負です。
渡辺竜王は玉を左右に動かして逃げますが、75手目の4五桂という気持ちい活用に続いて、2四歩という羽生棋聖らしいふんわりとした手で包囲網を狭めていきます。
最後は歩で飛車を呼び込んで、その頭に歩をたたくという攻めゴマを増やす手筋も入り、そのまま羽生棋聖が押し切りました。
いままでの不調が嘘のような快勝で、永世七冠に向けて幸先の良い1勝です。

第2局は10月28日(土)・29日(日)に岩手県大船渡市「大船渡市民文化会館」で行われます!
nice!(8)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

第7期加古川清流戦第1戦(井出隼平四段VS西田拓也四段) [将棋]

井出四段が連覇に挑みます。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/

若手対象の棋戦として新人王戦もありますが、資格が異なります。
新人王戦は26歳以下、六段以下(タイトル戦経験者は除く)、三段リーグ成績上位者がメインですが、加古川清流戦は四段、三段リーグ成績上位者と、非常にシンプルです。
年齢制限がないかわりに四段のみなので、これから活躍する棋士を応援する意味合いが強くなっています。
四段限定ということもあり、いままで連覇した棋士はいません。
井出四段は初の連覇となるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/7/seiryu201710210101.html

ということで将棋です。
戦形は対抗系の相穴熊となりました。
横歩、角換り、雁木といった局面全体のバランスを取る将棋が全盛なので、少し新鮮に感じます。
お互いにじっくりと玉を囲ったところで、先手が飛車の横移動で揺さぶってから、いきなり仕掛けます。
歩を2枚突き捨てて、じっくりと銀を引いたのには驚きました。
後手飛車を先に成らせますが、歩を最大限に使って攻めを繋げます。
途中の2七飛車もうまい手で、結果的に飛車と角銀の二枚換えとなって有利を拡大します。
あとは金銀をベタベタ張り付ける穴熊特有の攻防となりますが、先に手を付けて金銀の枚数でも上回る先手の物量が勝ります。
西田四段も最後まで頑張りますが、井出四段が冷静に交わしきって幸先の良い1勝目を挙げました。

加古川清流戦第2局は、日曜日に開催されます。
井出四段連覇まであと1勝です!

nice!(1)  コメント(0) 

第48期新人王戦第2局(増田康宏四段VS佐々木大地四段) [将棋]

増田康宏四段の先勝で迎えた第2局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/shinjin/

増田康宏四段は16歳でプロ入りした俊英です。
アメーバTVの企画、その才能が認められてか藤井聡太四段の炎の七番勝負にも出場しましたが、藤井聡四段の受けの妙手が飛び出し、結果として敗れました。
そのときのコメントが驚きです。
「年下相手に初めて負けました」
それだけ増田康四段は勝ち続けてきたということです。
増田康四段は前期の新人王戦優勝者で、今回は連覇を目指す戦いです。相手の佐々木大地四段はもちろん年上です。
前期は石田直裕四段相手に連勝で決めましたが、さあ、今期も連勝となるでしょうか!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/shinjin/kifu/48/shinjin201710160101.html

ということで、将棋です。
戦形は角換わりとなり、後手増田康四段は待機戦術を取ります。
先手の佐々木大四段がどう打開するかですが、守備側の銀を繰り替えてから、果敢に4五から攻めかかります。
後手も反撃し、歩の手筋で先手陣を乱します。
分水嶺となったのは、67手目だったようです。
8六歩の叩きに先手は金を引きましたが、ここで形勢を損ねたようです。
以降は後手が確実にリードを広げ、先手側だけひとり終盤になります。
後手は戦いながら金銀をまとめたのに比べ、先手は金銀が上ずったまま終局となってしまったのが印象に残りました。

これで増田康四段は連勝で、新人戦連覇を達成しました。おめでとうございます!

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

第65期王座戦第4局(羽生善治王座VS中村太地六段) [将棋]

羽生王座の1勝2敗で迎えた第4局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/ouza/

少し前に第88期棋聖戦の就位式がありました。
そこで、羽生王座は竜王位を獲得し、来期の棋聖戦を防衛して100期を目指す、という主旨の発言をしたそうです。
もちろん棋聖戦の主催者へのリップサービスかと思いますが「王座戦は?」と突っ込みを入れたファンも多いと思います。
王座戦は第1局の大逆転負けから連敗していきなり追い込まれましたが、前局でやっとひとつ返しました。
やや不利な中盤からギリギリの競り合いを制するという、最近はなかなか見られない将棋だったと思います。
不調も3年続けば実力といいます。
前期に続いて5割台前半の勝率で苦しんでいる羽生王座ですが、次の覇者がでてくるまで棋界を引っ張り続けて欲しいと願います。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/ouza/kifu/65/ouza201710110101.html

ということで、将棋です。
戦形は先手羽生王座の腰掛銀となり、後手中村太六段は早繰り銀で対抗します。
積極的に攻めた先手ですが、振り返ると序盤にやや問題があったようです。
44手目の後手4五銀が羽生王座の盲点になっており、桂銀交換の駒損ですが、続いて飛車も切り飛ばし、後手の攻めが繋がる形になります。
早々に自玉に詰めろがかかりますが、そこから羽生王座は反撃します。
一時的には優劣不明となりますが、時間を余していた中村太六段は十分な読みを入れて、羽生王座の攻めを余していきます。
最後は74手目の5九金が決めてでした。金を捨てて飛車を移動させることで玉を安全にします。
羽生王座は最後まで詰めろをかけますが、これは一種の儀式です。
80手まで後手中村太六段が勝利し、これで初タイトルを獲得しました。
羽生善治は棋聖のみの1冠に後退です。

中村太王座おめでとうございます!

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー