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第43期棋王戦第1局(渡辺明棋王VS永瀬拓矢七段) [将棋]


永瀬七段が2度目のタイトル挑戦です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kiou/

連続でタイトルを保持するのは大変な記録です。
羽生善治、大山康晴、中原誠は別格にしても、通算タイトル27期の谷川浩司ですら、8年連続が最長です。なお、通算タイトル19期の米長邦雄も谷川司浩と並んで8年です。
タイトル保持を続けるには、実力も当然のことながら、長年に渡り安定した成績を上げ続ける必要があります。
渡辺明棋王は通算タイトル19期で、米長邦雄と並び歴代5位です。
タイトル保持年数は連続12年で、谷川浩司、米長邦雄を抜きました。
しかし、今年度は不調で勝率は5割を切り、虎の子の竜王位も長年のライバルである羽生善治に奪取されました。
しかも挑戦者は昇竜の勢いで快進撃を続ける若手永瀬七段です。
本タイトル戦は、渡辺棋王が超一流の地位に踏みとどまれるかの試金石になるかもしれません。
さあ、注目の棋王戦が開幕です!

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/43/kiou201802120101.html

先手は渡辺棋王。今期、後手番での勝率が悪い渡辺棋王にとり、欲しかった先手が手に入りました。
戦形は先手矢倉に後手雁木です。
雁木の利点は玉側の桂馬が使いやすい、銀が桂馬の筋からあらかじめ逃げているなどがありますが、玉の守りとしては強度不足が弱点です。
渡辺棋王は戦いながら玉を金銀四枚に固めると、後手玉に攻めかかります。
雁木の特徴である2枚銀を崩すと、4四歩が痛恨の一撃。
渡辺棋王優勢で中盤戦を越え、永瀬七段は入玉に最後の望みをかけます。
1分将棋の中、根性の粘りを見せますが、ベテラン渡辺棋王は残した持ち時間を小刻みに使い、入玉を許しません
189手の長手数となりましたが、渡辺棋王が逆転を許さず、防衛に向けて幸先のよい1勝を挙げました。
第2局は2月24日(土)、石川県金沢市「北國新聞会館」で行われます!
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