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【書評】宮部みゆき『東京殺人暮色』 [書評・映画評(DVD含)]

その後、『東京下町殺人暮色』と改題され、さらに『刑事の子』と二度目の改題をされた作品です。


東京下町殺人暮色 (光文社文庫)

東京下町殺人暮色 (光文社文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1994/10
  • メディア: 文庫



本書は日本推理サスペンス大賞受賞後の第1作です。1990年ですから、宮部みゆき初期の作品と言えます。
ストーリーはバラバラとなった遺体が東京のあちこちで発見されたところから始まります。そこに犯人からの犯行声明があり……と後年の模倣犯を彷彿とさせますが、もちろんストーリーは完全に別物です。
手慣れたミステリ作家のようにストーリーが進んでいきますが、最後にどんでん返しが待っています。
宮部みゆきの特徴のひとつに、軽妙な会話が上げられます。
本作でもその特徴は現れていて、刑事との会話でも、現実的にはこのような会話はないと思ってはいても、その軽妙さに読み言ってしまいます。
おそらくは作者も意識していて、読みやすさを優先したのだと思います。

作中の会話技術を勉強したいひとに!

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