So-net無料ブログ作成
検索選択

第2回電王戦第1局(佐藤天彦名人VS ponanza) [将棋]

ついに名人との頂上決戦です。

【中継サイト】
http://denou.jp/2017/

Ponanzaの実力は人智の限界を凌駕しています。
定跡に頼らず、力戦に強く、終盤は圧倒的です。いくら研究しても、またたくまに定跡を外してきて、力勝負に持ち込みます。
人間としてはどう対策したらよいのか分からないほどです。
2年前、村山慈明七段が「勝率1~2割」と発言していました。いまのPonanzaは当時のバージョンに9割勝てるそうです。
同系統の思考ルーチンだと僅かな改良でも勝率が大幅に偏るので、単純に勝率9割を当てはめることはできませんが、作者である山本一成氏の自信を見ると、大駒1枚は強くなっていてもおかしくありません。
もしPonanzaに弱点があるとすれば、攻めすぎることだと思います。
暴力的とも形容される攻めを凌げば、佐藤天彦名人にもチャンスが生まれるかもしれません。
佐藤天彦名人は受け棋風で知られています。
Ponanzaの攻めを受け続ければ、一筋の光明が見えるかもしれません。
さあ、人類の期待を一身に背負った佐藤名人の登場です!

【棋譜】
http://denou.jp/2017/kifu/20170401.html

第1局の先手はPonanza。
将棋は相掛かりとなりますが、千田翔太六段いわく「人間は相掛かりの序盤が下手」だそうで、ひっくりかえせればコンピューターが得意な戦法なのかもしれません。
Ponanzaはそうそうにあえて歩損をして、取らせている間に駒組みを進めていきます。
動き出したのは佐藤天彦名人から。
歩を突き捨ててから香車を吊り上げると、9二角と打ち込み、得した一歩を8二に打ち込みます。
ですが、結果的にこの手が疑問手となったようです。
桂馬を跳ねられて空振りに終わり、以降は駒損と陣形の差が開き、わずか71手で投了に追い込まれてしまいました。
Ponanza強しですが、この強いPonanzaに正攻法でぶつかっていく佐藤名人にも人間としての意気を感じました。

第2局は5月20日に行われます!
nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問