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第42期棋王戦第3局(渡辺明棋王VS千田翔太六段) [将棋]

1勝1敗のタイで迎えた第3局です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kiou/

第1局では奇手ともいえる初手7八金が話題となりました。
今月発売の将棋世界で、その初手に対して千田五段は「初手7六歩、2六歩、7八金のどれも最善だと思っています」と述べています。
なんと7八金は長年親しまれてきた7六歩、2六歩と同等だというのです。コンピューターによる深い研究があるとは思いますが、大胆な発言だと思います。
7八金に対しては振り飛車というのがひとつの定跡ですが、渡辺棋王は指しなれた居飛車を選択します。
「初手7八金を咎めるのは容易ではないです」
とのことです。
第3局は千田六段の先手番です。
第1局に続いて初手7八金は登場するでしょうか!

【記譜】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/42/kiou201703050101.html

ということで、将棋です。
先手千田六段の選択は無難な7六歩でした。
そこに後手渡辺棋王はゴキゲン中飛車をぶつけます。
渡辺棋王は居飛車党ですが、一時期、後手番になったら振り飛車を連採していました。その裏芸をここで投入です。
千田六段も研究済みの局面なのか時間をほどんど使わずに中盤戦に突入します。
手が止まり始めたのは角交換になったころからです。
渡辺棋王が先手の攻めを牽制するために角を放ち、千田六段が角を合わせます。
そこから一直線の叩き合いとなりますが、大きな駒の損得はありませんが、金銀交換、飛車角交換の差で先手が徐々に有利になります。
終盤になり千田六段に危ない手がいくつか出ましたが、大事故には繋がらず、何とか逃げ切ることに成功します。
これで千田六段が2勝1敗とリードし、初タイトルまであと1勝としました。
第4局は3月20日(月・祝)栃木県宇都宮市「宇都宮グランドホテル」で行われます!