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【書評】アイザックアシモフ『化学編第2・炭素の世界』 [書評・映画評(DVD含)]

アイザックアシモフ大先生が、有機化学をおもしろく解説します。


アシモフ選集〈化学編 第2〉炭素の世界 (1970年)

アシモフ選集〈化学編 第2〉炭素の世界 (1970年)

  • 作者: アイザック・アシモフ
  • 出版社/メーカー: 共立出版
  • 発売日: 1970/06
  • メディア: 単行本



AアシモフというとSF作家のイメージがありますが、むしろ本職は科学解説だといえるぐらい著作が豊富です。
その博識は恐ろしいほどで、とくに言葉関係が好きなので、炭素の世界でも頻繁に語源の話に飛びます。
筆の行き先は、まさに縦横無尽です。その饒舌ぶりは、炭素を含む分子が有機物と命名された由来にまで及びます。
有機化学の世界は広く、もちろん一冊で扱える範囲には限りがあります。
それでも有機化学の基本構造を押さえ、さらに細かな分子の違いがどう性質に影響を及ぼすのかまで解説してしまうのはアシモフならではの腕力だと思います。
炭素というより有機化学を知りたいひと向けの本だと思います。

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