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【書評】木村学・大木勇人『図解プレートテクトニクス』 [書評・映画評(DVD含)]

有名なプレートテクトニクスについて分かりやすく解説してくれます。


図解・プレートテクトニクス入門 (ブルーバックス)

図解・プレートテクトニクス入門 (ブルーバックス)

  • 作者: 木村 学
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/09/20
  • メディア: 新書



プレートテクトニクスというと、液体のマントルの上を硬い地殻が浮いているイメージを持たれる方が多いと思います。
が、そのような素人のイメージを、この本は分かりやすく正してくれます。
マントルも地殻も個体です。ただ、時間スケールで比較すると、マントルは地殻と比べると柔らかい。
緩和時間といいますが、近くは数十万年単位で加圧を続けないと変形しないのに、マントルは数百年単位で変形します。
人間時間では両方とも”硬い”ですが、地球時間で考えるとマントルは”柔らか”く、地殻は”硬い”。
こうしたことを、平易な文章と多彩な図で読者に説明してくれます。

頭にこびりついた間違った常識を直してくれる、とても参考になる本でした。
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創作状況【7月下旬】 [ぼくの公募状況]


【メルマガ原稿】
 今月のメニューはこちらです。
◆SFマガジン・リーダーズストーリー最終選考作品より(第3回)
◆リアルタイム企画・TO-BE小説工房に挑戦中(第3回)
◆公募情報8点
 
 登録は無料ですので、ぜひとも登録してください!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html


【小説現代・ショートショートコーナー】
最後の最後まで修正して投稿です。コメディ系統はまず採用されないということを知りつつ(汗)
来月投稿作品はTO-BE小説工房用に書いてボツにした作品。
こちらもSFは採用されにくいと知りつつ。


【TO-BE小説工房】
今月投稿作品はかなりダメなので、もう残念会の気分。
来月投稿作品ですが、SF系はボツにして、もうひとつのホラー系で勝負することにする。いままでの傾向とも合致してそうだし。
http://www.koubo.co.jp/guide/tobekobo.html


【福島正実SF童話】
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2015-05-17-2
最終校正に向けてそろそろ児童文学を2つ読む。もっとスイッチをいれていかないと。
借りるペースを上げないとなあ。さて、何にしよう。


【創元SF短編】
いろいろと手が回らないので、完全に後回しです。
9月ぐらいから始めるかなって。


【星新一賞】
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2015-06-10-1
第2作を少しずつ書き続けています。なんか、筆が進まない。もちろん、気温のせいだけではありません。
具体的にはイメージ不足。これを分析すると、盛り込もうとした知識の消化不足。
まあ、なんとななるでしょう。
少なくとも1つは完成しているという甘えもあるのだが。


【企画関係】
少しずつ具体化しています。いまのところ謎ということで。


【FACEBOOK】
友達募集中です!
https://www.facebook.com/profile.php?id=100007879718530

最近の日常【平成27年7月下旬】 [日常]

〔うどんを打った話〕
次男は麺類が嫌いです。
にもかかわらず、うどんを打ちたいという。
仕方が無いので一緒に作ることにしました。
小麦粉に塩を入れてぬるま湯を……とか説明しているそばからぬるま湯をジョボジョボ入れ始める。
慌ててとめたけど、完全にアウト。
さらに小麦粉を足したけど、なかなか固くならない。
試しに切ってみたけど、柔らかすぎて切ったとたんにくっつき始める。輪廻転生の世界。
半分に分けて、残り半分に小麦粉を大量投入してなんとかうどんにしましたが、見事に大失敗です。
まあ、四男と五男が美味しそうに食べてくれたから、いいんだけども。


〔近所で花火をした話〕
子供同士で近所で花火をする約束をしてきた。
まあしゃあないと1,000円で花火を買いにいかせる。
まあ、そんなこんなで何人いるのかなと思ったら、うじゃうじゃ集まっている。
子供だけ数えると
 5人+3人+3人+2人+2人+2人+1人+1人 ぐらいだと思う。
えーっと、14人?
子供ネットワーク恐るべし。
「男の子が多いなあ」という話をすると、妻が「うちだけで5人稼いでいるからね」とひとこと。
うーむ、その通りでございます。
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【公募情報】樋口一葉記念第24回やまなし文学賞 [公募情報]

賞金100万円の地方文学賞です。

【主催者HP】
http://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/news/news.html
過去2回の応募数が掲載されており、H26が295編、H25が265編のようです。例年300弱といったところですしょうか。
過去受賞作のタイトルを見た感じだと、純文学系が強いのかなと思いつつ、昨年の佳作に『宇宙ステーション』というタイトルがあるぐらいなので、もしかするとSFもありなのかもしれません。
制限枚数は80~120枚。締め切りは平成27年11月30日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:小説
制限枚数:原稿用紙80枚~120枚
やまなし文学賞:100万円
応募締切:平成27年11月30日
応募方法:郵送
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【書評】阿川弘之『米内光政』 [書評・映画評(DVD含)]

三国同盟に反対し、終戦工作の中心となった最後の海軍大臣米内光政の伝記です。


米内光政 (新潮文庫)

米内光政 (新潮文庫)

  • 作者: 阿川 弘之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1982/05/27
  • メディア: 文庫



米内光政は最後まで地味でした。
山本五十六は真珠湾で有名になり、東郷平八郎は日本海海戦で世界的な将軍となりました。
しかし、同世代を活きた井上成美が最も評価したのは海軍大将は米内光政です。
米内光政には表立った実績はありません。
海軍兵学校を平凡な成績で卒業し、この時点では大将になれるような人材とは思われていないというより、まったく無名の存在でした。
それから出世コースを外れたドサ回りのようなルートを歩みましたが、やはり見ているひとはいるようで、各種トラブルにも私心の無い厳格な態度を貫き、いつしか海軍を代表する人物と目されるようになります。
海軍大臣時代には三国同盟に米内―山本ー井上のラインで徹底的に反対し、戦争末期には米内―井上のラインで終戦工作に取り掛かります。
いずれも後ろ向きの仕事で華やかではなく、おまけに無口であるため果たした役割が表にでてきません。
米内光政は、同時代の空気を吸い、直接面会した人間のみスケールの大きさが分かる人間なのだと思います。
そうした非常に書きにくい人間を、阿川弘之は、苦戦しながらも後世のために書き上げたと思います。
ほおっておくと隠れてしまう名前かもしれませんが、こうした人間こそ、真に伝えるべき人物ではないかと思います。
阿川弘之は、見事な仕事を果たしたと思います。
あの戦争を考える上での一冊になると思います。
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【最終選考】小説現代2015年08月号 [予選通過]

ショートショートコーナー7回目の最終選考です。


小説現代 2015年 08 月号 [雑誌]

小説現代 2015年 08 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/07/22
  • メディア: 雑誌



応募した作品は皮肉ネタです。
昔どこかで読んだ「江戸時代はリサイクル時代だった!」という主旨の、なんだかなあ的な記事がずっと心に残っていて、それを時代や舞台を変えて揶揄した作品です。
言わずもながですが、江戸時代は賃金が安く、工業品の値段が高かったので、経済の原理によりみんなリサイクルしていただけの話です。なにせ手工業の時代ですからね。
この記事を読んで、ものは取りようだなあと思ったのですが、それをやんわりと、現代に置き換えて、角が立たないようにマイルドな作品に仕上げました。
この手のネタは採用されないと思っていただけに、最終選考まで残ったことにびっくりです。

これで採用2回、最終選考7回。
最終選考でよく止まるところがぼくらしいですが(笑)
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【公募情報】第3回暮らしの小説大賞 [公募情報]

「衣食住」をテーマにした長編小説の募集です。

【主催者HP】
http://www.shc.co.jp/book/kurashi/

テーマがなかなか難しく「生活・暮らしの基本を構成する「衣食住」のどれか一つか、もしくは複数がテーマあるいはモチーフとして含まれた小説であること」とあります。
また、選評を読むと、かなり独自の視点で選考が行われているようです。
賞の雰囲気をつかむためにも、選評は必読だと思います。
制限枚数は200~500枚。応募締め切りは平成27年11月25日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:「衣食住」のどれかひとつ以上をテーマ等として含んだ小説
制限枚数:原稿用紙200枚~500枚程度
大  賞:規定の印税
応募締切:平成27年11月25日
応募方法:インターネット
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第74期順位戦展望【C級1組・前半戦】 [将棋]

若手有望株が順調に星を延ばしています。

【C級1組順位表】
http://www.shogi.or.jp/kisen/junni/2015/74c1/index.html

第3回戦まで終了しましたが、その第3回戦で有力候補同士の直接対決がありました。
中村太地六段対佐々木勇気五段の一戦は、激しい殴り合いの末に、中村太地六段の勝ち。泉八段が敗れたことでトップに立ち、残りの対戦相手を考えても確率の高い最有力候補であることは間違いないです。
中村太地六段を追うのは船江恒平五段と斎藤慎太郎六段ですが、ここまで3連勝と確実に星を伸ばしています。
二人とも有力候補ですが、対戦相手を考えるとやや斎藤慎太郎六段有利でしょうか。
特に斎藤慎太郎六段はここまで15勝1敗と驚異的な成績で、将棋の内容も後手番矢倉で先手を攻めたおすなど、何かが突き抜けた感じがあります。
タイトル戦線にも絡んできそうで、今後が楽しみな棋士です。
ベテラン勢では、49歳の北島忠雄七段が3連勝と気を吐いています。
今年の対戦表を見ると、若手有力勢同士の直接対決が少ないので、昇級までは厳しいと思いますが、降級点を消す絶好のチャンスです。日浦市郎八段との対戦でも、形勢不利から粘って逆転しました。今期もこれまで勝ち越していますし、充実していると思います。
降級戦線については、神谷広志八段が3連敗と苦しいスタートです。順位も低いですが、順位の低いグループとの直接対決を残しているのでまだまだ降級を回避できる可能性は十分にあります。
勝負は後半戦になりそうです。


【書評】阿川弘之『山本五十六』 [書評・映画評(DVD含)]

開戦時の連合艦隊司令長官、山本五十六の評伝です。


山本五十六 (上巻) (新潮文庫)

山本五十六 (上巻) (新潮文庫)

  • 作者: 阿川 弘之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1973/03/01
  • メディア: 文庫




山本五十六 (下) (新潮文庫 (あ-3-4))

山本五十六 (下) (新潮文庫 (あ-3-4))

  • 作者: 阿川 弘之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1973/03/01
  • メディア: 文庫



本書では山本五十六の年譜をたどるだけでなく、良い面、悪い面も作者らしい冷静な目で描いていきます。
三国同盟や日米開戦に猛反対し暗殺の危機にあったこと同時に、郷土への偏愛や女性関係についても率直に描いています。特に女性関係については詳細です。作者は愛人の存在を非難するわけでも擁護するわけでもなく、ただ、事実は事実として記しています。
執筆当時はまだ関係者が多数生存しており、かつ戦後二十年が経過していままで秘匿されていた資料が表に出てきた絶妙な時期でした。
本書はいまでは聞くことのできない貴重な証言録にもなっています。

山本五十六は軍政家としては超一流だが作戦指導はいまひとつ、というのが概ねの評価のようです。
軍政家として存分に腕を振るう場が得られず、将来を見通した卓見が採用されなかったのは、その後の日本の歩みを見ると残念でなりません。
人間山本五十六を知る上で、必読とも言える本だと思います。

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第56期王位戦第2局(羽生善治王位VS広瀬章人八段) [将棋]

羽生王位の先勝で迎えた第2局です。

【王位戦中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/oui/

広瀬八段は奨励会時代から終盤力に定評があり、プロ入りは間違いないと目されていました。
広瀬八段は第36回三段リーグでトップの成績を収め、弱冠17歳でプロ入りを決めましたが、そのときの対戦相手はプロ入りした棋士だけを並べても○戸部誠、○高崎一生、○田中悠一、×及川拓馬、○佐藤慎一、○中村太地と、6人と対戦し、うち5人から勝利を挙げています。
ちなみにアマチュアで活躍中の天野貴元にも勝利しています。奨励会時代から、将来のタイトル候補としてふさわしい成績を収めていると思います。
羽生王位がプロ入りしたときは三段リーグ制度ではなく、二段以下と同じように規定の成績を収めれば昇段し、四段になれました。
さらに古い時代になると、奨励会予備クラスという制度があり、奨励会員と順位戦から落ちてきた棋士が同じ土俵で戦う時代もありました。
制度は時代とともに移り変わりますが、プロ入りまでの厳しさは今も昔もかわりません。
タイトル戦は厳しい戦いを勝ち抜いてきた棋士たちの頂点を決める勝負です。
厳しい選抜を潜り抜けてきたこそ、価値があるのかもしれません。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/56/oui201507210101.html

ということで、将棋です。
先手羽生王位の選択は、角換わりでした。角換わりは激しく、難しいのですが、先手の利を活かしやすい戦形だと思います。
後手番広瀬八段の対策に注目されましたが、珍しい6五歩型に進みます。
これは専守防衛型で、好位に角を据えて先手の攻めをけん制します。
が、広瀬八段は角打ちを保留して、穴熊にもぐります。この瞬間、羽生王位が攻めかかりました。
広瀬八段は桂跳ねに対して銀で穴熊のハッチを締めて守りますが、この手が成立していませんでした。
4四歩の叩きから6四角と強攻されると、1日目終了の時点でいきなり不利な局面に陥ってしまいます。
そこからの粘りは、さすがは終盤力に定評のある広瀬八段と思わせるもので、決め手を与えずに、なんとか先手玉に迫ります。
一時期は怪しくなったと思われましたが、最終盤の4四歩~4三歩成りが決め手。一見すると悠長で危なく見えますが、後手が先手玉を捕まえようと駒を渡した瞬間に詰ませてしまう手です。
ゆっくりと見えながら、後手の攻めに制約を与える。深く広く読まなければ指せない手です。

これで羽生王位は開幕連勝となりました。
第3局は8月5・6日(水・木)、北海道釧路市「六園荘」にて行われます!