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第76期名人戦第3局(佐藤天彦名人VS羽生善治竜王)

佐藤天彦名人の1勝1敗で迎えた第3局です。

【中継サイト】
http://www.meijinsen.jp/

羽生善晴竜王は、タイトル通算99期という超が付くほどの大棋士ですが、名人戦においても珍記録を持っています。
それは「3度の復位」です。
過去の名人はある意味で時代の移り変わりの象徴のようになっており、復位することは珍しかった印象があります。谷川浩司と森内俊之が2度、あとは1度だけでしたが、羽生竜王はすでに3度復位しています。
今回獲得すれば4度目となり、ダントツの一位です。
これは実力だけでなく、良きライバルがいてこそ達成できる記録です。
羽生竜王は年齢による棋力の低下をはねのけ続けてきたことで、世代を超えた多数の良きライバルと出会うことができました。
佐藤天彦名人とのタイトル戦は3度目ですが、今後タイトルを争い続けることができれば、ライバルと呼ばれることになるでしょう。
さあ、珍記録ながら偉大なる4度目の復位という記録を、若いライバルを相手に羽生竜王は達成することができるでしょうか!

【棋譜】
https://www.youtube.com/watch?v=CYoSzizdgCM

ということで将棋です。
現代将棋における先手エース戦法ともいえる角換わりとなりました。
後手佐藤名人の6五歩、6四角の構えが本局のテーマとなります。対する羽生竜王も自陣に角を据えたことで、中盤の入り口で手将棋となります。
先手後手ともに自陣角が細かく動き、勢力争いが続きます。
コンピューター的には羽生竜王に疑問手が多かったようですが、指すたびに先手がじわじわ良くなっていく不思議な将棋です。
終盤で抜け出したのは羽生竜王でした。
頭銀を玉捌きで余せると判断すると、一気にアクセル全開で踏み込みます。
飛車による金取りから成りが見える怖い形ですが、羽生竜王は一気に佐藤玉を追い詰め、攻めるタイミングを与えません。
最後は即詰みに打ち取り、シリーズの行方を占う上で大きな2勝目を挙げました。

第4局は5月19・20日(土・日)、福岡県福岡市「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」で行われます!
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