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第76期名人戦第3局(佐藤天彦名人VS稲葉陽八段) [将棋]

1勝1敗のタイで迎えた第3局です。

【名人戦中継サイト】
http://www.meijinsen.jp/

稲葉陽八段は、最初の奨励会三段リーグで5勝13敗という苦渋を舐めさせられるのですが、その5勝のうち1勝が、佐藤天彦からあげた白星です。佐藤天彦は稲葉戦に勝っていたら昇段でした。
この1戦に勝てたのが自信になったと、NHK将棋テキストのコラムで書いていました。
「相手にとって重要で、自分にとって重要でない対局こそ本気を出す」という米長哲学は広く知られています。
奨励会ので1勝は、まさに米長哲学を体現したものだと思います。
プロ入り後の対戦成績は、稲葉八段の4連敗と偏っています。しかし、奨励会での1勝がものをいい、佐藤天名人にとっても容易ならざる戦いになるとの意識はあると思われます。
名人戦はお互いにとって大事な勝負です。
ライバルに近づくチャンスを稲葉八段はものにすることができるでしょうか!

【棋譜】※ロック将棋さんがUPしてくれました。
http://6shogi.com/75meijinsen3/

将棋は居飛車ながらもまたもや力戦形となりました。
なんとなくponanzaの影響を感じさせます。
手得をした先手佐藤天名人は、左右の銀を前線に繰り出し、交換した角を中央に据えて攻勢を取ります。
玉を囲っても、その間に後手の体制が整ってしまうので、攻撃するしかないとの判断だったようです。
全体的に後手稲葉八段の模様が良い局面が続きますが、微差なので1手でひっくりかります。
しかもお互いに玉が薄いので、いつ流れ弾に当たるかもしれません。
評価値を見ると後手有利から途中で先手側にひっくり返りますが、決定的に動いたのが101手から103手目にかけての攻防です。後手有利から優勢、さらには勝勢へと形勢の針が動きます。
その後、お互いに飛車を取り打ち合いますが、最後に飛車を取りながら詰めろをかけたのが決め手になりました。
やむを得ない飛車取りに、後手稲葉八段は佐藤玉を詰ませて仕上げます。

これで稲葉八段は2勝1敗となり、再び名人戦でリードを奪いました。
第4局は今月16日(火)から17日(水)にかけて、岐阜県岐阜市の「十八楼」で行われます!
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