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第42期棋王戦第1局(渡辺明棋王VS千田翔太六段) [将棋]

渡辺明棋王が防衛すれば史上2人目の永世棋王です。

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/kiou/

昨年、将棋界を一番にぎわせた話題と言えば、三浦弘行九段の不正疑惑です。
各種報道によると、その告発人が渡辺明棋王であり、一緒になって疑惑を説明したのが千田翔太五段のようです。
ただ、千田五段はコンピューターを活用した棋力向上方法を模索する第一人者であり、コンピューター将棋そのものに精通しているわけではありません。
三浦九段の疑惑を協議する秘密会議のメンバーとしては力不足だったのかもしれません。
このような秘密会議に呼ぶのは、やはりその道のプロを呼ぶべきで、棋士側だと西尾明六段と勝又清和六段、コンピューター将棋側では山本一成氏ではないかと。
収集するメンバーの人選ミスから、すべてのかけ違いが始まったように思います。
日本将棋連盟の最大のミスは「疑わしきは罰せず」を貫けなかったことだと思います。
通常であれば、まず先行しているチェスの事例を調べます。傍証はあっても確信の得られない状況では、処分はできないという結論が導かれ、厳重な監視をつけた上で対局を進めるべきという妥当な結論に落ち着いたと思います。
週刊誌を必要以上に恐れたリスク管理の甘さを感じます。

将棋界は棋士たちが運営していますが、そろそろ限界がきているように思います。
今回の事件を真摯に受け止めて、組織改変を進めて欲しいと思います。


【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/kiou/kifu/42/kiou201702050101.html

ということで、将棋です。
先手は千田翔太六段。変則的な初手が出ましたが、角換わりへと進みます。
と思いきや、腰掛銀にならず、渡辺棋王は玉を中央に配置して右へ左へと動かして右玉含みで陣形を構えます。
先手は角を早めに手放し、角のにらみで盤面を制圧しようとします。
戦いはお互いの玉から遠い9筋で始まりました。
直前で得した一歩で桂交換から馬をなりこみます、ここから渡辺棋王の反撃が始まります。
後手8四桂をどう受けるかですが、7七金が疑問手だったようです。ここで評価値が先手有利から一気に後手有利に触れました。プラス200点からマイナス300点の急降下です。
その後は評価値的には渡辺棋王優勢から勝勢で進みますが、ひとつ間違えたら逆転するような薄い勝勢です。
勝負を分けたのは、138~140手目でした。
渡辺棋王の8六角、5一玉がいままでの有利を吹き飛ばす悪手だったようで、一気に先手が逆転しました。
悪いなりに逆転の目を残し続けた千田六段の勝負術が光りました。

千田六段は初タイトルに向けて幸先の良い1勝をあげました。
第2局は2月18日に金沢市「北國新聞会館」で行われます!
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