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第5回朝日杯将棋オープン戦決勝(羽生二冠VS広瀬七段) [将棋]

第5回朝日将棋オープン戦の決勝戦は羽生二冠と広瀬七段の顔合わせとなりました。

【第5回朝日将棋オープン戦中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/asahi/

【決勝戦棋譜】
http://live.shogi.or.jp/asahi/kifu/5/asahi201202110301.html


今年も羽生二冠の活躍はすごいです。
名人戦はライバルの森内九段に、王座戦は苦手の渡辺竜王に敗れたものの、広瀬王位から4-3のフルセットで王位を奪い取り、順位戦では8戦全勝で最終局を待たずに挑戦を決めました。
王将戦は挑戦はできかなったものの、きっちりリーグ残留を決め、NHK杯戦でも勝ち残っています。
もちろん、勝数、対局数ともTOPを走ります。
41歳にてこの活躍は、凄まじさを感じます。

対する広瀬七段は四間飛車穴熊が代名詞ですが、実は何でもさせるオールラウンダーです。
B2順位戦では全勝で昇級を決め、若手の代表格という活躍をされています。
ただ、羽生世代にやや苦戦中です。
準決勝ではその羽生世代で苦手の郷田九段を破っての決勝進出です。
気分は乗っているはず!

さて、将棋ですが、先手番広瀬七段は準決勝、決勝と連続して四間飛車穴熊(先手なので六間)を投入します。
これに答えるかのように、羽生二冠も穴熊で迎え撃ちます。
ふと、フルセットになった王位戦第7局を思い浮かべました。

広瀬七段は4筋に飛車を振りなおし、羽生陣をけん制します。
36手目からの小競り合いは、素人目には広瀬七段がポイントを上げたように見えます。
そこから50手目、羽生二冠は羽生ゾーンを髣髴とさせるような、6七銀と相手玉の遠いとことに銀を打ち込みます。
ただ、もしかすると次の手、51手目の広瀬七段の5二銀が分岐点になったのかもしれません。
お互いに飛車を打ち込んだ時点で、大盤解説では羽生二冠のノリの発言が目立つようになりました。
羽生二冠は広瀬七段の穴熊を剥がしていき、一旦引き上げるような感じで76手目に桂馬を龍で取ったのも冷静。
取った桂をすぐに3五に打ったとことで、広瀬七段は無念の投了となりました。

これで羽生二冠は第5回にして、2回目の優勝(準優勝1回)となりました。
おめでとうございます!
広瀬七段は残念な将棋となってしまいましたが、強さは存分に見せたと思います。

また来年が楽しみです!
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